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2015年 10月 19日 月曜日

矢田市長時代から、ムンバイと港や医療の関係から、姉妹都市、或いは情報都市提携を結ぶ必要性を説いてきた私たちだが… 今は更に、神戸市内にかつてあったインド村やインド館を再生してはどうかと、強く提言している。その為に2年前、私が団長となって、議員9人でインドを訪問したり、インド友好神戸市会議員連盟を結成する準備をしいるほどだ。

神戸とインドの深い仲は、関東大震災にまで遡る。横浜で被災したインド商人が神戸に移り、在日インド人社会が神戸に集中したのだった。以来、九十余年。今年で第六回を迎えたインディア・メーラーが、去る10月10・11・12日の三日間メリケンパークで催され、私と足立ボランティアもご招待を頂戴して、心躍らせながら会場の広場に参じた。
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この催し、私が議長時代に初めて参加したのが、第2回。以来、毎年の出向いているが、年々参加者も増え、今年も沢山の方々がインドの文化を楽しんでいおられた。私は、ファージル・トラバリー在日本印度商業会議所前会頭やパンジャビ元総領事らと組んで、この広場をこれからも無料で3日間使用できるよう、市に陳情を出したのが続いて、今日に至っている。

会場で楽しんでいると、兵庫高校の先輩で大阪外国語大学の溝上富夫名誉教授から「来年、インドのモーリ首相が関西に来られるが、前回は京都どまりだったので、今回は是非神戸までお越し願って、神戸議会でスピーチして頂いては」というご提案を頂戴した。

私は「それはいい事だ」とすぐに、ちょうど来ておられた久元喜造神戸市長に相談した。市長は「いいお話しだ」と同意され、後日相談に上がると約束した。同時に、トンコマン・アームストロング・チャンサン総領事にお願いすると、「それなりの理由が必要。例えば、兵庫県はインドのグジャラート州と姉妹都市提携を進めている。神戸市も、そんな事を考えられてはどうか」とアドバイスを頂戴した。

私たちも、前述のインド友好神戸市会議員連盟など準備しているが、親しい金沢兵庫県副知事と現場でこの件についてお話ししたところ、県議会でもとのこと。県だ市だと取り合わず、国際会館あたりで県市合同で記念スピーチをして頂くとか、県市両議会でやるように、両方で働いて行ってはどうか等、いろいろなケースを想定しながら、和やかに話し合ったのだった。

いずれにしろ、何かと話題のナレンドラ・モディ首相とあれば、世界へのPRになる良い機会。うまく事を運んで行きたいと思っている。
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▲ 右端 金沢兵庫県副知事