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2018年 07月 06日 金曜日

子供たちの教育は大切だが、その中でも、学校教育や家庭教育では出来ないところを担って下さっている… ボランティアによる活動の一つが、ボーイスカウトだ。

私は、団員の方におんぶにだっこで、形だけということもあってあまり話には出さないが、実は、ボーイスカウト47団の育成会長を長年仰せつかっている。議会でもボーイスカウト議員連盟に入っているし、そもそも、その議員連盟をつくるのに、甲南大学の同窓の新戸さんと共に原動力となったほどだ。

実は先日、そんなボーイスカウトについて、団員が激減している上に、二人の隊長が、理由あって続けられないので、隊を解散するか、どこかの隊に合併して頂くか、何とか自立再建するかといった、大切な相談をしたいというショッキングなお便りを頂いた。

相談の場は、弓弦羽神社の境内に澤田宮司が御好意でクラブハウスの土地を提供して下さって建つ、プレハブ。団の委員長も澤田宮司が買って出てくださっているが、当日は欠席されていたので、副委員長の須藤さんと、カブ隊長の國友さんが中心となり、約25人が集まって約1時間半、議論が行われた。

保護者の中には、隊長やリーダーになるには、どのような講習を受けるのか? 何人必要なのか? 等、再建の道を探ろうとして下さる方がおられた。また、ある方は、合併するならどこの団とするのか? 解散するなら、どのような手続きをするのか? といった質問も出た。

中にはベテランの方も多く、過去の事例や、他のボーイスカウトの内容などもお聞かせ頂いた。団員の方々は、新入団員の募集に学校が協力してくれず、パンフレットを配ってももらえなければ、ポスターもダメ。神戸市の補助金にしても、年間85,000円ではあまりにも少なすぎる。この問題では、いくら陳情しても額が上がらないと仰る。

その日は、もう少し様子を見てみることになり、続いて行われた御影の夕べに参加して、煎餅を売った。ギリギリ以下になりそうな運営費を、少しでも稼がねばならない。当日の解散時、私もその方面での協力を約束したが、皆、それぞれが子供を思っている、その気持ちが嬉しかったし、勉強にもなった。

こんな国際的な立派な組織が、国際性豊かな神戸で伸びないのは、何故だろうか? いずれにしても、見直す価値は、十分にある。