Skip to main content.

2018年 07月 04日 水曜日

22年前の阪神淡路大震災で倒れなかったにせよ、不適合は不適合だ。適合するよう… 早急に改めて欲しいものだと呆れつつ思ったのは、7月3日に開かれた文教こども委員会だ。

まず、度重なる教育委員会の不祥事について、またメモなど重要文章の隠蔽については、正式に何故隠蔽が行われたのか、隠蔽の経過はどうだったのか等について確認するため、教育委員会が自ら二人の弁護士に調査を依頼することにしていたのだが、その調査が終了した。

写真
私たち委員会は、その件について参考人として、この二人の弁護士を委員会に招致し、いろいろ聞いて、その上で更にどのような方に参考人として来て頂くのか、検討することとなった。弁護士の方々のご協力は有難いが、国会の参考人招致のように同じ質問を繰り返すようなことは、避けたい。その意味で、私は一議員の持ち時間の多くを割り振って、中身の濃い質問をして実績を上げたいと思う。

また、教育委員会より今後の組織風土改革のための有識者会議の設置について、報告があった。これから
  • 組織のガバナンス(内部統制)
  • 企業等のリスクマネジメント(学校運営、学校危機管理対応)
  • 学校事件・事故(精神医学・臨床心理)
等、専門分野の方々で検討し、調査が始まる。

悪いことではないが、議会への報告や接し方については、どこでやるのか。基本中の基本であるのに、どうされるのか … 肝心なところが不明である。

ところで、先の大阪の震災に関して、コンクリートブロック塀の問題があった。点検対象は298校園で、点検結果は要詳細調査68校園うち、建築基準法に適合していないのが19校園もあった。さらに、公民館、体育館、図書館など学校園以外の施設として、点検対象が76施設あり、うち要詳細調査は9施設で、建築基準法に適合していないのも5施設あった。

東灘区の関係分を出すと、本山第一小学校は不適合。御影幼稚園も、不適合となっている。さらに、今日わかったことだが、田中児童館と田中保育所のブロック塀が、高さも擁壁も不適合であるとのことだった。これらは、早急に改善願いたいところ。

かくのごとくで、今回は、外も暑ければ委員会委員も熱い、実に大変、大切な常任委員会だった。

写真