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2011年 01月 15日 土曜日

東灘区の委員長で甲南同窓生の新戸建男氏に相談し、神戸市会議員団でボーイスカウト懇親議員連盟を立ち上げ、議会側からも支援しているが、ここら辺りでボーイスカウトの団員増加に取り組みたいと思っていた矢先… 永いお付き合いのUさんが、ボーイスカウト隊の育成会長に就かれ、団委員長やローバースカウト隊長さんらと事務所をお訪ね下さり、楽しい一時が持てた。

どなたも、ボーイスカウト活動を始めた後、一時は離れたにせよ、子供達のために30年を越えて活動してこられた方々。Uさんの御母上も、ボーイスカウト活動を支援されるなど中心的にご活動。ボーイスカウト活動精神を、教育の基盤とされていた ─ その様子は、甲南大学の学友会長をしている時に学校に近いUさん宅に伺ってご馳走になりつつ、学生運動に没頭していた頃から拝見していた。

3人と話をしているうちに、ボーイスカウトがなぜ大切なのか、改めてよく分かってきた。それは、ボーイスカウトの組織そのものが実社会と同じだということだ。年齢もバラバラな8人ぐらいずつのグループを作り、その中で、技術や体力、工夫などを競わせる、そのほとんどが、野外。上級生から指示もされれば愛情も受け、敬服もする。言い訳をせず、学ぶことに専念するその構図は、小さな実社会にも通じる。

サラリーマンの世界とも、似ていると強調。3人とも、社会人として堂々たる歩みをしておられる方々だけに、自信が感じられる。しかし、残念なことにボーイスカウトの人口が減り続けいている。

それは、私も感じていた。はっきり言って、神戸市は全市的にボーイスカウト活動に消極的。学校教育から遠ざけているのではないかと思ったりもする。例えば、隊員募集のビラを学校内では配らせないことがあった。グラウンドを使わせてもらうことも、ほとんどない。教育委員会は、ボーイスカウト活動の後援こそしてくださるが、総論賛成・各論反対。子供会や野球部、サッカー部、バトン等にはグラウンドを使用させているのに、何が不都合なのか、不思議でならない。

そこで、4人の相談の結果、私立幼稚園の協力を求めようという方針を出し、近々活動しようと決めた。が、さて、どこまでやれるか…皆さんのご助力を賜りたいと思っている。
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▲ 4人で頑張ってみようと決めた