どなたも、ボーイスカウト活動を始めた後、一時は離れたにせよ、子供達のために30年を越えて活動してこられた方々。Uさんの御母上も、ボーイスカウト活動を支援されるなど中心的にご活動。ボーイスカウト活動精神を、教育の基盤とされていた ─ その様子は、甲南大学の学友会長をしている時に学校に近いUさん宅に伺ってご馳走になりつつ、学生運動に没頭していた頃から拝見していた。
3人と話をしているうちに、ボーイスカウトがなぜ大切なのか、改めてよく分かってきた。それは、ボーイスカウトの組織そのものが実社会と同じだということだ。年齢もバラバラな8人ぐらいずつのグループを作り、その中で、技術や体力、工夫などを競わせる、そのほとんどが、野外。上級生から指示もされれば愛情も受け、敬服もする。言い訳をせず、学ぶことに専念するその構図は、小さな実社会にも通じる。
サラリーマンの世界とも、似ていると強調。3人とも、社会人として堂々たる歩みをしておられる方々だけに、自信が感じられる。しかし、残念なことにボーイスカウトの人口が減り続けいている。
それは、私も感じていた。はっきり言って、神戸市は全市的にボーイスカウト活動に消極的。学校教育から遠ざけているのではないかと思ったりもする。例えば、隊員募集のビラを学校内では配らせないことがあった。グラウンドを使わせてもらうことも、ほとんどない。教育委員会は、ボーイスカウト活動の後援こそしてくださるが、総論賛成・各論反対。子供会や野球部、サッカー部、バトン等にはグラウンドを使用させているのに、何が不都合なのか、不思議でならない。
そこで、4人の相談の結果、私立幼稚園の協力を求めようという方針を出し、近々活動しようと決めた。が、さて、どこまでやれるか…皆さんのご助力を賜りたいと思っている。
▲ 4人で頑張ってみようと決めた
Yasui が 19:54:13に分類 神戸の文化・スポーツ で書きました。