だが、自衛隊にお願いすれば、自衛隊にとっては訓練にもなる上、市側も、約1億6千万円にも及ぶ大変な費用のうち、少しは助かるだろう。そもそもこの日程と方法、議会に何の相談もなく、一切の説明・報告もないまま、全く知らされずに決まっていたのだ。内部ではいろいろ論議になりはしたものの、結局民間になったようで、『自衛隊嫌いな神戸市職員』というイメージが残る。
もし依頼したところで自衛隊が辞退されるかも知れないが、自衛隊とお付き合いしている中で「できるだけお役に立ちたい」と仰っていただけることから見れば、協力して下さるのではないかと、私は思う。議会内には、海上自衛隊阪神基地隊懇話会が与党議員で結成され、お互いに理解を深めている。自衛隊は国家公務員であり、国土交通省や文部科学省と同じ国家機関であるのに、不思議な扱いで、残念。これで、市民と自衛隊の距離がまた遠ざけられたような気がする。
ところで、いよいよということだが、外来の診療開始日は平成23年7月4日(月曜日)なので、お間違えのないよう、お気をつけいただきたい。
◆新病院への移転と開院日◆
- 患者移送日(引越し) : 平成23年7月1日(金曜日)
* 現病院から新病院に入院患者を移送します。 - 現病院での外来最終診療日 : 平成23年6月29日(水曜日)
- 新病院での外来診療開始日 : 平成23年7月4日(月曜日)
- 移転に伴う外来休診日
- 6月30日(木曜日)・7月1日(金曜日)・2日(土曜日)・3日(日曜日)の4日間
* 救急外来もこの4日間、患者の安全確保のため受入制限を行わざるを得ませんが、2次・3次救急医療機関とも連携を図りながら、市民の皆様の救急医療体制の確保に努めます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。