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2010年 07月 26日 月曜日

JR西日本による摂津本山駅への出店への地元対応協議と、御影で区制60周年で東灘区のだんじりをすべて運行させる件、二つの大きな会合が持たれた。 JR西日本が摂津本山駅のバリアフリーをする一環として600m²の店舗を出店する件では、地元の対応について、協議会の四方田千尋会長や駅南北商店街代表に加え、婦人会長オブザーバーとして私と林議員が出席し、意見を出し合った。
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消費者側に立つ方は利便性を思い、商業者は、競合相手ができるのが不快なのか静観していた。しかし、この会合では、北側の岡本商店街が「競合する業種もありますが、JR西日本もあんまりなことはしないでしょうから、仕方がないと思います」。南商店街も「バリアフリーがこれで遅れるようなことの無いように」といった発言があった結果、南北商店街として600m²の駅舎内商店を容認することになった。

これまで様々な会合を見てきたが、こんなに鮮やかな態度を見たのは初めてだった。この種の会合では「業者方賄賂をもらった」とか「押しが弱い」とか、自分の思うままにならない時には間に入った者が悪者になってきたが、今回は立派だと思う。これで、部会で話し合う必要もなくなった。何よりうれしかったのは、JR西日本と約束した4月工事着工の実現に確信が持てたことだ。

後は、デザインの面であまり時間を取りすぎないよう、中身の濃い議論を重ね、市民のために4月着工を実現させるのが、携わる人々の責務である。

一方、もう一つの”だんじり会”。各地区でだんじりを愛し、育っている仲間が集って連携を持って、この60周年のみならず、これからある周年行事等を議論できる会 ─ まずその”だんじり会”そのものが満場一致で承認された。次に、60周年行事に御影各町が参加するかどうかが、議論になった。
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御影連合会の上田正敏会長が、丁寧に他地区のとの話し合いの結果を報告し、各町もよく理解した。問題は各町の負担金だ。いろいろ工夫して軽減するような説明もあり、お金のことより、その後の決算の報告や、「次に活かすための説明が欲しい」と、もっともな意見が出た。

私は「御影は明石海峡大橋開通の時も、市政90周年の時も、リーダーとしてやってきたではないか。代表として、御影連合青年会の若い力で、他地区との話し合いをサポートして、できれば御影全体で参加していただきたい」と、御影は一つということで、お願いした。各地区8月1日に参加・不参加を申し出ることになっているが、是非ご参加いただきたいものである。