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2010年 07月 27日 火曜日

東灘区区制60周年記念事業企画のことで、母校甲南大学にあるフロンティア研究推進機構の稲田教授と、二度目の面会。26日に御多忙の中、20分を頂戴したが、さすが教授、要点をしっかりと話し合えた。

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大学としては、今回は企画立案からは参加せず、協賛として労務などで10人程ボランティアの学生を探して下さるそうだ。その他、現在大学が取り組んでいる”地域連携支援”について、私も甲南出身なので、この面で全力を尽くし協力していくとお約束。学生時代、甲友会(学生連合)の会長をしていた時、地元・教授・学生が一体となって阪急以北を日本で三番目の”文教地区”に指定する運動を起こし、成功した。それ以来「甲南」の二文字から離れられない運命にあると思っている。

甲南のフロンティア研究推進機構が、まちづくりや地域との連携活動、自治体との連携活動の構築や推進などで窓口になって、「やっと甲南大学が地域に愛され、役に立つ時代が来た。これで学問が地域に活かされることになり、喜ばしい」と感じている。

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20年前、アメリカのボストン市を視察した時、ウォーターフロントが神戸市のモザイクに似ていた。聞けば、神戸市が学んで帰ったのだそうだ。そんなウォーターフロントは、ボストン大学の学生が地域や市と組んで設計したという。今、やっと神戸でも大学が動き始めたと思うわけだが、まだまだ。これから、しっかりと甲南大学と神戸市が結ばれるよう願っている。

担当の稲田教授の長期的な視野と、できることから少しずつという取り組み方は、きっと着実に実績を上げて行くだろう。私も、微力を捧げる所存である。