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2009年 05月 23日 土曜日

やはり22日が山だった。神戸市長がメッセージを出し、徐々に事実上、通常のインフルエンザとしての対応に切り替える方向が示された。

今日は朝の9時から盛山正仁代議士と会い、「与党の新型インフルエンザプロジェクトチームが一日も早く神戸に来て、現状を視察して欲しいし、神戸の声を聞いてもらいたい」と伝えた。現在、神戸市は32億円の支援を要請している。私の感じでは、そんな低い額では済まないと思っているが、とにかく、神戸の為に頑張るよう話し合った。 盛山正仁代議士を支援してきたが、初めの官僚臭ささが抜けて来て、庶民性も出て来た。初めの頃は、陳情を書面で出しなさいと言った事があって、何を考えているのかと怒ったりもしたが、そこは頭の良い盛山代議士、すぐに学習して、理解されるようになった。

それにしても、彼の持つ人脈はやはりすごい。この力を神戸は使わなければなるまい。今回の件も、彼は
「今までは、厚労省が主な仕事でしたが、これからは各省にまたがって神戸の支援に向かわねばなりません」
と言った。その通りである。震災では我々が東京に張り付いたが、今回は彼がやってくれるだろう。

私の趣味は映画鑑賞で、自宅には300本以上の名作ビデオがある。中でも好きな黒澤明の「七人の侍」では、ラストシーンで長老が、「勝ったのは農民だった」と言う。議員も役人も市民が良くなる為の道具である。オバマ大統領のように大局での方向性を指す道具もあれば、私のようにドブ掃除もやりながら方向性を示す小さな道具もある。色々な道具を使いながら、神戸市の受けた色々な傷を癒し、さらに前進させる。さあ、今日から取りかかろう。

与党プロジェクトチームは「多分来週の水曜日ぐらいかな〜」と言っていたので、まず市と県がどう使うかが問題である。

閑話休題、町内の老人会に出た。皆様お元気で何よりだった。太田奎吾さんの狂言の解説と実演を拝見し、感動した。83才とは、頭が下がる。