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2009年 11月 03日 火曜日

去る11月1日(日曜日)、魚崎小学校で第4回「災害時 要援護者避難訓練」が実施され、魚崎地区の方々が集まられた。

財産区の区長、地区のリーダー及び婦人会の方々が炊き出しも行われ、訓練は…

▲講師の説明に市民は真剣
和気あいあいとしながらも真剣に進行。東灘区消防署長をはじめ、区役所から副区長らも参加して、災害に遭った方からお話しをうかがうなど、充実した避難訓練だった。

▲緊張した面持ちで訓練に望む

この避難訓練でも強調されていたが、平成20年の神戸市内の火災件数は758件と、前年比7%増。その内、放火が300件と全体の40%もあり、前年比30%増で、なんと全国平均の2倍だという。なぜ神戸市は放火が多いのだろうと、首をかしげた。

誰かしら人が見ている状況を常に作っておいたり、自治会などによるパトロールを実施するなど、考えられる対策もあるだろうが、ここはやはり、原因を究明する必要を強く感じる。

折もおり、昨日の神戸は木枯らし一号が吹き荒れた。これから、年末に向かってと思えば、あれこれ不安も募る。殉職された東灘消防士の速水力さんの事も思い出ずにはいられない。今頃、天上から我々を見守って下さっていることだろう。彼の遺志を思えばなおさら、火災を防ぎたいものである。

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ところで、昨日の「旧乾邸が神戸市の所有となるよう、乞う、御協力」についてだが、是非とも民間企業の御厚情を賜りたい。

私は、祈っている。皆さんも声を上げて頂きたい。と、ある新聞記者からも問い合わせがあった。民間企業が悪意でなく、単に、経過を知らずビジネスとして参加される事も十分考えられるのだ。皆さんの思いを何とか、丁寧に広めなくてはいけないと思っている。