Skip to main content.

2022年 05月 18日 水曜日

私の信念である、「本庁からのメッセージで動く区役所ではなく、区役所を守り、区民の側に立って、本庁に対して区民のために色々と注文が出来る区役所」─ そのような… 良い方向に向かっていると思えたのは、JA兵庫六甲御影支店会議室で行われた、東灘区議員団会議だ。

5月16日の午後4時30分からだったこの会議には、東灘区役所の植松区長をはじめ幹部の方々と東部建設事務所の奥野所長、東灘消防署の定岡署長、環境局東灘事業所の石井所長等13人に加え、会議のテーマに答えるべく本庁から、文化スポーツ局の宮道副局長と港湾局港湾計画課の白波瀬課長・同係長が来て下さり、真剣でかつ内容の濃い議論がなされた。

テーマのひとつは、御影公会堂に導入予定のスタインウェイピアノについて。嬉しい事だが、加えて、公会堂の音響効果の向上を図るよう要望があったり、ピアノの導入期間の延長を求める意見があった。

次いで、来年から三年間六甲アイランドで行われる、日展について。良くぞ我が東灘区に誘致して下さったと、文化スポーツ局の的確な行動を称えると共に、私から「東灘区がホスト役になって、予想される年あたり四万人の訪問客にご満足いただけるよう、当局と力を合わせて実績を残し、東京・大阪の日展サークルに加え、神戸市も日本最大の文化展示イベントに加入できるようにしよう」と提案し、了承を得た。

さらに、六甲アイランド南端での海釣り実証実験の報告。私は、

「これについては大変評価している。今までは、実験した後実施が決まってから、記者発表する前に相談という名の決定報告があるのだが、今回のように、実験の結果を報告して相談に来て下さると、前向きに捉えられ、協力して成功させないとの気持ちになる。我々も、責任の一端を持つ事になる」

と述べた上で、「周りの環境への配慮と、有料か無料か等が課題だ」とくくった。

さらに嬉しかったのが、東灘区における新型コロナウィルスの対策と報告。

前にこのブログにも書いたが、5月3日の御影だんじりパレードでクラスターが発生したり、東灘区の感染者数が増えるようならパレードの失敗になり、御影の判断が問題になる。その上、10月9日の東灘区誕生70周年行事も、二年延びたが又延長の議論が出ると心配していたのだ。だから、これについて、保健担当の藤田課長が「クラスターの発生もなく、変わりありません」と答弁があって、本当に嬉しかった。

色々前向きな議論が一時間続いた後、コロナウィルスに気を付けながらの懇談に入った。

ここのレストランと販売店は、神戸の西区・北区の農産物を最も早く消費者に届けるアンテナ店として、神戸で初めて御影に出店したもの。良心的な経営と商品の良さが大ヒットして、うまくいっており、職員も、うまく近隣と付き合うなど、成功している。そのJA六甲の御厚情で、この日は新鮮な野菜とJA六甲が開発された六甲ビーフをご提供いただいた。

わずか一時間半ではあったが、実りある会議で、和やかに終了した。色々ご苦労下さった区長やまちづくり課長に、感謝したい。