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2009年 09月 11日 金曜日

今朝、ボランティアの方にお手伝いいただいて、震災で全壊し再建したいが未だ果たせずにいる御影の所有地の草を刈った。ちょうど… 土地の角がゴミステーションになっていて、なぜかゴミ袋からのゴミが、道いっぱいに散らかっていた。私が掃除をしていると、向かいの奥様がゴミを捨てに来て「いつもこうです。心がけの悪い人がいて困っています」と。


▲刈った草を袋につめる
それでいつも、その人たちの為に余分に袋を持ってきて、拾い集め出し直しているそうだ。


▲いつも散乱したゴミを片付けて下さっている

感動した。だれかのした事を黙って直して下さっている。「ありがとうございます」とお礼を申し上げると「私だけではありません。お隣の奥さんも同じ事をして下さっています」と、隣家を指さされた。この町も、良い人ばかりだ。早く再建して、共に暮らしたいと思った。

ところで、昨日の環境局のアスベスト質疑については、あらかじめ当局の資料は得ていたものの、詳しい数字の要求を予告していなかった。その為、当局も数字を出せないなど、不確かだった。質疑で出てくる数字は公式なものとなるだけに、私の記憶だけで書くと数字が独り歩きしてしまうので、間違っていた時に迷惑がかかるからと、当局に再確認したところ、当局から「確かな数字をできるだけ早く出すようにするが、少し時間を頂きたい」と希望された。

そんなわけで、昨日は私の質問内容だけ掲載したのだが、感触としてはかなりいいところを突けたと思っている。私の狙いは、当局はよくやっているが、国の要求が過大すぎるところにある。市はマンパワーに乏しく予算も無い中で、市民をどうやってアスベストから守るのか。国が市に「言った通りにしろ」と言ったところで、実際にやれるのか ─ その辺りを浮き彫りにしていきたいと思っている。