▲藤澤会長から市長へ署名を提出
▲環境局に対し質疑をする
さて、話はかわって、今日の環境局の委員会質疑。当初私は5つの質問を用意していたが、2つに絞った。狙いをアスベスト行政に絞って追及したのだ。市は「230件のアスベスト関連事業に調査・立ち入りをした」と、いかにも多くをこなしたようにいうが、私は、あまりにも件数が少ないのに驚いた。詳しく調べた結果、やはりアスベスト調査は十分ではなかったのではないかとの思いに至ったのだ。
そこで、結果をもとに- 230件とあるが、神戸市で1年間解体されている構造物は何件か?
- 構造物のうち1,000m²以上はアスベストの有無に関わらず、市が見に行く事になっているか? そこで発見されたアスベストは何件か?
- 80m²以上1,000m²以下の構造物の解体では、工事業者や解体業者がアスベストの有無について自己申告する事になっているが、その自己申告のうち何件がアスベスト無しになっているのか?
- 3の自己申告で、“アスベスト無し”であったが、近隣の方々や専門家が調査したりして、結果発見され市が業者に対して、訂正を求めた件数はどれくらいか?
- 4の時、地元・近隣には“アスベスト無し”とアナウンスしていたが、近隣へのアナウンスのやり直しを要求しているのか。またどのような指導をしているのか? この事は大切で、80m²以上1,000m²以下の解体の時、とりあえずアスベスト無しで自己申告しておいて、近隣が騒いで発見されたら、錯誤として訂正をすればいいと考え、悪用する業者もあると聞くが、その件についてどう考えているのか?
- パトロールで76件とあるが、その内何件のアスベストを発見したのか?
- 80m²以上1,000m²以下の自己申告の内、必要と思われる立ち入り調査が7件とあるが、その結果はどうなのか?
- 立ち入り調査は、1件につき何人でどれぐらいの時間を掛けて調査しているのか?
- 飛散性アスベストの件で、市保有建築物については、所管局で確認とあるが、これは身内に甘いチェックになっているのではないか?
以上9件について質した。
▲アスベストについて神戸市の取る施策は?
市民の健康を守る為に頑張っている現場の皆さんの苦労も大変だと思うが、長期に渡って市民の健康に関わって行く問題だけに、本音で論議したいものである。