Skip to main content.

2019年 05月 24日 金曜日

ロマンを持って人生を歩んだ人々が、未だに元気で、燃えておられる。若者に託して行かれると仰る方々の… お話しを伺ったのは、他でもない、私の大切な友人、「焼肉のはや」の速水宣二社長はじめ、友人10人が、私と、堺市の市会議員の木畑 匡(きばた ただし)議員の当選祝いだと集まって下さったのは、去る5月18日の土曜日のこと。

その中の御一人、南 育夫さんは近畿大学の近大マグロ誕生に貢献され、水産関係者の中でも著名な方なのだが、明るく気どらずで、自然と尊敬したくなる。各種のレストランをチェーン展開されている岩下眞樹さんは、食通で通っている方だとご紹介いただいた。前国税局で税務署長を歴任された方もいらっしゃるが、控えめで、誰からも愛されておられる。

とても全員はここに紹介しきれないが、ほぼ人生の最終期に入った成功者で、社会の裏も表も知りぬきながら、口を出さず温かく見守っている、いぶし銀のような人々だ。だから、このような方々に祝っていただくのは、恥ずかしい限りなのだ。

料理は、速水さんが選ばれた和牛、4種類。サーロインやウデに、トロとフランクのバラ肉と赤身。前菜には刺身で、酒は特別に手に入れられた、搾りたて限定日本酒とワイン。下戸の私はウーロン茶だけれど、楽しい会だった。

そんな人たちが「おやじの会」をつくられた。単なるおやじの会ではなく、若者を育てようとする会で、いわゆるインキュベーションが目的。日本の若者が何かをやろうとしても、まず銀行が金を出さない。若者の夢には金が出ないし、業界へのコネクションが無いので、雑巾がけから始める。

アメリカの場合、会社をリタイアした役員や官僚がサロンをつくり、若者の夢を買ってくれる。ビル・ゲイツもそんな一人で、彼の夢は大学の支援で出発している。2週間後には、その若者の会があるという。次に集ってお話しの続きを伺うのが、楽しみだ。