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2016年 05月 20日 金曜日

毎年催される、うはらまつりと称する東灘区区民の祭りがある。区民上げて、住吉町にある… 住吉公園で、区民の様々なグループや団体、ボランティアの人々がステージに上がって歌や踊りその他諸々の芸を披露し、周囲ではテントを張ってバザーもやる。

5月14日に催された今回、特に新しい発見は、保元会長率いる東灘地車(だんじり)会の皆さんがテントを張り、熊本の災害のためになさっておいでだった、募金活動。多くの地車(だんじり)仲間が集い、活気があった。山本会長率いる婦人会も同じく募金活動をされていた。灘の酒造り歌で始まるオープニングで、「灘の酒で乾杯」して下さった事も、新しい。

東灘ライオンズクラブのトリテンがおいしかった事も、個人的には新発見。足立ボランティアはなんと、ビール3杯とともに32個もいただいた。彼女いわく「これで一日は終わった」。

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魚崎婦人会の方々は毎年、北区で仕入れた花を販売される。その花が、強くて安く、美しい。さっそく買って、我が家の仏壇に飾った。仏壇の上の写真は、私の両親。こんな極道息子を、辛抱強く育てて下さった。良い人間になろうと心掛けるが、短気なところが直らない…そんな事を思い、お詫びしながら座っていると、足立さんが「それは最後のひまわりだった」と告げてくれた。良く売れたのにはきっと、震災を語り継ぐ「はるかのひまわり」のこともあるのだろう。

私は、東灘区が平和で安定しているのは、区民の文化度が高い事はもとより、区長を始め区役所全体に、東部土木や警察・消防・水道といった行政がしっかりしているお陰であると思っている。議員もしっかりせねばと思うが、これについては最高齢・期数の私の責任かも知れないと、改めて仏壇に手を合わせた。若い議員らときたら、まるで票乞食に成り下がったような者までいる。今はドイツへの、水素についての研修旅行が控えているのだが、さて、きちんと予習している議員はいるだろうか。議会で決めて行く事に付き合う生涯の長さは、若い議員のほうが遙かに長いのだけど…。

気持ちの良い晴れた日の区民祭。人々の笑顔を思い浮かべながら、そんなことを考えたのだった。