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2016年 02月 12日 金曜日

神戸市の婦人会は立派な組織で、市を支えていると言っても過言ではない。これほど… 素晴らしい女性の皆さんで、いつまでおられるだろうと、そんな危惧を感じたのは、区民の文化向上を願い、親睦をはかる「梅の宴」。今年で第21回になるこの催しは、東灘区連合婦人会が主催され、東灘区民センターうはらホールで2月6日土曜日に開催された。

婦人会仲間の皆さんや御影中学校吹奏楽部に、こどもダンスるんるんクラブ等、地域の団体やグループの人々が出演された。
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和やかな楽しい宴の中でも特に圧巻だったのが、親しくしている山本孝子婦人会長と大城代副会長ら、婦人会の重要メンバーによる合唱だ。

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普段見慣れないイブニングドレスをまとい、胸を開いてお腹を出して、童謡をメドレーで歌い上げられた。「さくら、さくら」や「カラスの赤ちゃん」「春の小川」に「月の砂漠」など感慨深く、じっと聞き入った。

御主人を支え、子供を育て、孫と遊ぶ…人生のベテランの味を感じた歌声。平均年齢は、ゆうに60才を超えているだろう。皆、幸せ一杯の感じが伝わってきた。

きっと、歌いながら昔を思い出しておられるに違いない。青春を思い出している方も、おられるだろう。そう思うと皆、一層美しく見え、ややもすると権利ばかり唱えて自己主張の多い今時の若奥様がたも、いずれきっとこうなって行って欲しい、と願ったのだった。
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