Skip to main content.

2010年 10月 04日 月曜日

日本人女性の16人に1人が罹患するという、乳がん。早期発見すれば治癒率は高いのに、増加傾向にある、死亡。乳がん検診受診率の向上を目指して、自分の問題として意識してもらえるよう、「街」と「人」をコンセプトとした、ピンクリボンフェスティバルが2003年から開催されている。開催都市である東京・仙台と並び、神戸でも… 1日から「ピンクリボンフェスティバル2010神戸」が始まった。街頭キャンペーンではリボン・バッジ・ティッシュなどを配り、10月16日土曜日にはポートピアホールでシンポジウムが行われ、ゲストにタレントの山田邦子さんも、「大丈夫だよ、がんばろう!」と題して講演される。

17日(日曜日)には東遊園地会場から10km・5kmのピンクリボンスマイルウオークも(10km参加者募集中)。

さらに、兵庫県洋菓子協会加盟店は、一斉にピンクリボンケーキを販売。ポートタワーや明石海峡大橋、ホテルオークラ神戸はライトアップされ、フラワーロード、JR三ノ宮駅~加納町交差点にはバナーが飾られている。神戸の主要なホテルもピンクリボンを応援して下さり、ANAクラウンプラザ神戸・神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ・ホテルオークラ神戸・神戸ポートピアホテル・神戸メリケンパークオリエンタルホテルなどのスタッフは、ピンクリボンを着用。日本バーテンダー協会神戸支部は、市内のカクテルバー等でピンクリボンカクテルを提供するといった具合で、神戸市じゅうがピンクリボンになっている。

写真
0歳〜50歳の幅広い若年齢層で、死亡率が最も高いのが、乳がん。女性の人生でも最も大切で、家庭でも一番大切な時期だろう。私も、家内が乳がんで手術を受けたが、決して早期発見とは言えなかった。ある有名病院で検診を受けていたのに発見されず、自分で異変に気づき、発見。立場上クレームも言えず、家内に悲しい思いをさせてしまった上に、実は、未だに再発におびえている。

どうか、この運動を通じた理解から、一人でも多くの方が早期診断・早期発見・早期治療されて欲しいと。残念ながら、ピンクリボン運動が乳がんについての活動だとお分かりでな方もかなりおられるようだが、これを機会により多くの方に、他人事ではない、自分の、家族の問題だと、御理解いただきたいと願っている。