Skip to main content.

2021年 04月 22日 木曜日

今こそ笑顔でゆったりと構えていたいと、そう思ったのは… コロナウィルスワクチンの接種にまつわること。

神戸市が19日に、75歳以上の方を対象にワクチン接種券を発送した。これについては、前回の当ブログでお知らせしたが、念のため、私の知人で75歳以上と思われる方々65人に、19日に一日かけて、明日ワクチン接種券が到着する件を電話で伝えると、大変喜んで下さり、まるで、私が準備したかのように仰っていただけた。

それほど皆さん待っておられ、しかもワクチン接種に対する情報がなかったのだと、実感として分かった。しかしながら、4月20・21日はコロナワクチン関連のことで振り回された。危惧された通り、20日からコールセンターには電話が殺到して繋がらない。その上、ネットに繋がっても、東灘区のワクチン接種して下さる医院や診療所へのネットがダウンして、予約できない状況が長く続いたようだ。

私も、21日朝9時から46回、コールセンターに電話したが、駄目。友人の東灘区の医院や診療所には、センターから連絡できず、私の後援会の方々からの苦情の電話に対応するのが大変だった。私もまだ予約出来ないで困っていますと伝えると、収まってくれた。そうこうしているうち、47回目に、足立ボランティアの助けで、御影公会堂でと予約出来た。

だが、さらに大きな問題があった。東灘区医師会の堀本 仁士 会長からのご相談で、4月24・25日に甲南医療センターの協力のもと、第3順位の医療機関の従事者630人の方々への接種を同センターで実施する予定になっていたが、市からまだはっきりとした返答がなく、責任上困っていると仰るのだ。

そこで、私も直接、甲南医療センターの具院長に電話したり、市の健康局の花田局長に電話をしたり、また直接お互いに電話し合って、何が原因でこの事態に陥ったのか調べ、解決に向けて頑張った。結果、ほぼ良いだろうところで解決に至れた。

この件で本当に感じたのは、皆さんギリギリのところで、一生懸命やっておられるということ。この件では、誰も悪くない。国から送られてくるワクチンの量が少ない上に、時期もなかなか分からず、市の担当局は要求されるばかりで、返答が難しい立場に置かれていながらも、医療現場に失望感を与えないよう、頑張っている。

一方、具院長も医師も看護師も、皆、大きなプレッシャーの中で毎日戦っている。その第一線で戦う人々を失望させないように、気を配っておられる。堀本会長も、会員の先生方と看護師さんの士気が下がらないよう、自分のこと以上に心を痛めておられる。誰も悪くない。ただただ、コロナが憎い!!

今こそ、これ以上医療従事者に負担をかけないように、ゆったりゆとりを持っていたいと思った二日間だった。