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2018年 07月 17日 曜日

完成目標は、来年5月頃。子供たちの学習室や、様々な資料を集めた部屋も予定されており、立派なものになると信じているのは… 群家文化伝統会館。ダンジリ小屋で、ダンジリという奥の深い文化財を使って学び、地元の人々と子供達が伝統を受け継いで行けるようにという、神戸で初めての試みである。

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▲香雪の杜公園で
そのために、香雪の杜公園の一部、約125m²を使用することになり、現地で測量して、場所を決定するために、東灘区御影町群家の有力なリーダーの皆さんと、神戸市建設局と区役所の方々が、御影香雪美術館の北側にある香雪の杜公園に集ったのは、7月13日、金曜日の朝9時30分だ。

完成目標は、来年5月頃。この日も皆さんニコニコ盛り上がっておられた。

群家地区として、地区の子供達や地域のためにと腹をくくられたのは、まさにご立派だ。牽引者は、自治会長の乾三彌さんと、この計画の責任を担い実行する委員長として、高橋義一さん。さらに、副委員長に田中伸介さんと田中義幸さん。そして、委員の夏原房次郎さんが補佐として地域をまとめ、目的に向かって進んでおられる。

この計画で、私は黒子の役目を頂いた。田中義幸副委員長が私の所に来られ、ある事情でダンジリ小屋を移設したいが、場所が無いと訴えられたのだった。田中義幸副委員長に私を推挙されたのは、そのダンジリ想いと地域愛に打たれて協力を決意された、弓場の浜田智司さん。私にとっては、とてもやりがいのある仕事で、微力をつくす事にしたのだった。

現地はたまたま、深い谷のように陥没しており、使用されずに金網で囲われている。このため、工事費もかさむのだが、地元負担となる。だが、市長が公園の有効利用を語っているというので、事情が合致。さらに、良い公園があった事が幸いした。こうなれば短期決戦で、役所内で反対論が出ないうちに内部で決定してもらう手だ。

乾自治会長、高橋委員長、田中伸介・義幸副委員長、夏原委員らはすぐに要望書を作って、市役所を駆け巡られた。
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▲神戸市建設局で
最後には、岡口副市長でとどめをさすという、私の好きな黒沢明の「生きる」の逆バージョン。役所は、応援を決めて下さった。ねらい通り、公園の有効利用とダンジリの力。そして何より、地域力が実ったと思う。
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▲岡口副市長を囲んで

同じくダンジリをよく知っておられる、一級設計士でもある御影自治会連絡協議会の鍵田武志会長に設計をお願いしたのも、実にいい判断だった。実は、彼なら県との関係もあり、ある意味、役所とはスムーズに行くと踏んで「彼しかいない」と、田中義幸副委員長に進言していたのだ。

残る問題は、この群家文化伝統会館の維持。市にも、気を使って欲しいとお願いしている。いずれにせよ、先ずはその落成。大事なく出来上がるよう祈りながら、大いに楽しみにしている。