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2022年 09月 16日 金曜日

前向きな答弁を頂けて嬉しかったのは、神戸市民を元気にし続けるのが何より… 大切だと思うからだ。それは、9月15日の経済港湾常任委員会でのこと。あれこれと、大切な議案が審議され、市政報告も多かったが、その中に【観光施策と連携した日本遺産の活用】があった。

“灘五郷を含むストーリー「『伊丹諸白と灘の生一本』下り酒が生んだ銘醸地、伊丹と灘五郷」が令和二年に日本遺産に認定されたのを記念して、観光部局と連携し、神戸から東京に帆船で酒樽を運ぶ下り酒を再現した他、日本遺産サミットやフェアに出展し、PRを行った。”との報告。実は、これらのイベントによって、地元には大変な効果があったのだ。

  1. 町の酒屋さんがコロナでお客をスーパーに取られ、自動販売機化してしまった時に、酒屋さんを元気づけられた。

  2. 神戸市民が、なぜ灘の日本酒が日本一になったのかを知り、誇りとする意識が芽生えた。

  3. 灘の酒を誇りとして、神戸市民が他地区の人々への手土産にしたり、話題作りに役立てたりするようになった。


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こうした趣旨で、私はイベントの成功に尽力して下さった関係者各位に、心からの感謝と評価を述べた上で、「地区がせっかく盛り上がったので、本年度も行事の継続が出来ないか」と質した。

すると、経済観光局の大畑局長から、「確かに価値ある行事ではありましたが、昨年度は色々な面で多くの人々のご協力を得られたこともあり、日本遺産に認定されたのも相まって、大々的にできたのです。もし今年も行うにしても、昨年度ほどにはできないかもしれません。それでも、一度考えていきたい」と答弁が頂けた。

嬉しかった。継続して、神戸市民を元気にし続ける。そうして、神戸市民が灘の酒の歴史をさらに深く知るようになれば、我が町の誇りとして語り継いで下さるだろう。そんな期待を託して、当局には頑張って頂きたいと願っている。
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