この件で、私は事務局に対して、「夜の6時でも7時でも、常任委員会を開くべきだ。市が調査委員会を開いて真剣にやっているのに、議会が傍観では、市民の負託に応えきれていない」と、意見具申を正副委員長に申し上げたが、これに応えて開いて下さった委員会だ。正副委員長には、御礼申し上げたい。
我が会派からこのような意見を出した結果、校舎5階からの飛び降り自殺未遂のAさんの弁護士に、参考人としておいで頂くと決定。さらに、「学校の校長先生他、関係の教師の方々にも参加いただいて、正義と真実の解明にあたりたい」との意見を出した。
遅々として進まないうちに、うやむやになってしまってはいけない。難しい問題だが、皆の記憶の鮮明なうちに課題に真摯に向き合い、繰り返されないようにせねばと考えている。
8月1日
文教こども委員会 参考人招致に関する意見表明
神戸市立六甲アイランド高校1年生自殺未遂事件に関し、真相究明を行う必要があると、わが会派としては考えております。しかし、現在教育委員会を事務局として開催されている「神戸市立六甲アイランド高等学校における学校事故に係る調査委員会」は、会議の内容が全て非公開とされており、そこで何が議論されているのかなどについて、市民は完全にシャットアウトされており、その調査委員会が今後出す結論も、事務局を務める教育委員会が主導するものであり、透明性や中立性を大きく欠いたものにならざるをえません。
従って、教育委員会が主宰する調査委員会とは異なり、市民にオープンな形で、公開の場で市民と共に検討する真相究明の場が必要であり、そうした観点より、本委員会に、被害者の