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2016年 09月 30日 金曜日

私は、「日本人でも、人によるよ」と答えたのだが、「商売では安心できる」と、そう重ねて言われたのは… トンコマン・アームストロング・チャンサン在大阪インド総領事主催のホームパーティでのこと。

その素晴らしい公邸は、住吉川上流、白鶴美術館の南の、東灘区住吉山田町にある。

パーティは毎年開催されていて、今年は去る9月27日午後6時からだった。今年は例年と違って、人数を1/5に絞っておられた。私は今回で連続7年出席してきているが、これまで例年、御招待を頂いていた足立ボランティアには、今年は御招待がなかったので、欠席。

何と、神戸市からは私と、日印友好神戸市会議員連盟事務局長の山下てんせい議員だけ。あとは京都府、大阪府から1人づつ。加えて、大阪大学の医師の御夫妻で、他はインド人の方々で、約13人だった。

減らされた理由は分からないが、初めての方々がほとんど。その結果、例えば、総領事に「私はこの地区から選出されているが、盆踊りとか、お餅つきに参加されて、日本の文化にもお触れいただきたい」と提案すると、まわりから「それがいい」と声がかかった。総じて、出席者がしっかりと会話できて、懇親も深まったと感じられた。

「次の世界をリードする国は、インドだと思っている。中国はやがて、勢いがなくなる」と私が所感を述べると、まわりのインド人の方が「その通り」。総領事が「公式には17億の人口は、実は18億人と思う。また、人口の平均年齢は40代。それだけでもわかる」と仰って、盛り上がった。

山下議員は、「インドの、どの都市との姉妹提携がいいか」と聞いて、いろいろな都市をご推薦いただいていた。

とある大きな貿易商を営むインド人の方が、「世界中で、日本が一番いい。私は、日本に帰化した。日本人は第一に、約束を守る」と強調してくださった。偶然にも、私たち議員の政務調査員である、Yさんのご友人だと聞いた。なるほど、良いご友人をお持ちである。「ワサビのお菓子がインドでバカ売れしており、インドで工場をつくりたいので、どこかワサビの会社を紹介して欲しい」とお願いされたので、「日本人として、約束を守れる」ワサビ関係者をお探しすることにした。

ワサビのことだけに、時にはピリッと辛くても、爽やかさの続くご縁が生まれると良いなぁ、と思っている。
写真
▲トンコマン・アームストロング・チャンサン在大阪インド総領事を囲んで
(左から5人目が総領事)