市政報告 東灘区版 平成22年3月11日

今回の本会議は矢田市政3期目の予算市会として注目されていますが、思い切ったリストラを行う中で、福祉を守る予算を重点計上しています。例えば、雇用対策・融資対策・子育て対策です。中でも、私が35年間訴えた3駅のバリアフリー予算が計上され、喜んでいます。

公約実現 [a] | JR摂津本山駅 [b] | 阪神御影駅 [c] | 阪急御影駅 [d]
深江南町3丁目老人いこいの家 地域福祉センターへ [e] | JR六甲道北側バス停の屋根拡張 [f]

■ 公約実現 ─ JR摂津本山・阪神御影・阪急御影

■JR摂津本山駅

早期のバリアフリー化を目指し、JR摂津本山駅バリアフリー協議会が神戸市、JR西日本と懸命な折衝を重ね、本年3月末に大方の図面が出てくる予定です。平成22年度の事業化に向けて、JR西日本と神戸市で協議を進めており、平成21年度末に協議を整えるべく協議を進めている。平成21年12月10日にJR西日本と神戸市において競技の状況の住民説明会が行われました。

総予算は、およそ35億円位と思われますが、すでに神戸市は、橋上駅化に伴う設計費としまして、3,860万円を計上しています。この点で時間が掛かっています。

JR住吉駅のように橋上駅となります。また駅の南北にエレベーターが付き橋上にあがります、補助として上り下りのエスカレーターを付けるかは、前向きに検討中です。

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■阪神御影駅

神戸市の平成22年度予算が決定すれば、平成23年3月の完成を目標に、バリアフリー化の工事が始まります。平成21年9月、阪神電鉄と神戸市当局に12,234人の方の署名を提出し、地域の方々の思いを訴え。これを受けて阪神電鉄は、平成22年12月に駅舎バリアフリー化計画案を打ち出してくれました。

平成22年2月から一部支障物の撤去工事に着手しており、エレベーター完成を平成23年3月、駅舎全体の完成は平成23年夏を目標に工事を進める予定です。整備内容は、改札口、コンコースの二階までのエレベーター、及びそこから各ホームへ通じるエレベーターを計3基整備します。また、プラットホームと電車の乗降口との段差を少なくするために、ホームのかさ上げも合わせて行います。総事業費のうちのバリアフリーの予算については、国1/3、県1/6、市1/6、事業者1/3の分担になっております。神戸市は、今回の予算で5,000万円を計上しています。

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■阪急御影駅

平成23年3月の完成を目指し、バリアフリー化工事が実施されます。整備内容は、線路下通路のスロープ化、現在ある神戸方面へのエレベーターに加え、大阪方面へのエレベーター等が設置される予定です。またこれらの設置に伴って、北側改札口の改築も予定しており、かなり大掛かりの工事となります。

総事業費は未定ですが、神戸市はバリアフリー化に向けて、1,666万6千円を計上しています。

なお、駅北側の弓場線では、御影の景観にふさわしい道路空間とするため、コンクリートの壁の部分を緑化することになりました。

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■深江南町3丁目の老人いこいの家が、地域福祉センターへ

深江南ふれあいのまちづくりと町内の福祉に役立てるため、「深江南老人いこいの家」を平成22年度中に改修し、平成23年度には「(仮称)深江南地域福祉センター」を開所します。

今予算では、調査費100万円を計上しており、設計に入り、早いうちに完成させる予定です。

改修内容・工事時期などは、同ふれあいのまちづくり協議会と協議・調整して実施していきます。

■現在の屋根を拡張、つなぎ合わせる

神戸市民の重要な交通手段である市バス。そのターミナルの一つであるJR六甲道北側バス停の屋根が小さく、雨の日や夏の日差しが強い時など市民の皆様が大変難儀しているということで、平成22年9月、神戸市交通局に伊藤八六さんを中心に御影山手の方々と共に、署名を添えて陳情しました。

同年10月に2度目の懇談をした時、交通局は「予算がないので、非常に難しい」と言っていましたが、この予算市会において、平成22年度予算の2,500万円を神戸市全体のバス停整備に充て、その内1,500万円をJR六甲道に使います。

計画といたしましては、現在ある屋根をつなげる形で、検討しています。

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