市政報告 東灘区版 平成21年1月19日

ゴミ出し指定袋制 その後の調査報告 [a] | 神戸市都市計画審議会からの報告 [b]

ごあいさつ

謹啓

おだやかなお正月ではありましたが、予想されます不況と予算不足に対しどう対処するか、我が自民党市議団としても真剣に考え、積極的な対策提案をいたす覚悟であります。

今回は、昨年11月3日より市民の皆様のご理解・ご協力を頂き、神戸市の指定ゴミ袋制度が実施となりました。

この政策は、環境型の社会の実現に向けゴミの減量化と再資源化の促進への取り組みを目的に、分別区分ごとに定める指定袋を使用していただくものです。市長も大変積極的にこの点について力を注いでおり、今後の推移を注目しております。我が会派も政策が不発に終わらないよう議会を通じ協力をしてまいりました。現在既ねではありますが、結果が出てまいりましたので、報告いたします。

■ 昨年11月3日よりのゴミ出し指定袋制
                                  ─ その後についての調査報告

東灘区はあと一歩のご協力を（指定袋定着率83%）

指定袋の使用状況は地域によって差があるものの、指定袋の定着率は全市平均して約80%〜90％と、「はじめての導入施策としては格段に高い数字が出たのは、市民の協力度と意識が高かった事による」と、高く評価されています。

しかしながら、この調査は23,000以上もあるゴミステーションのうち、のべ3,700ケ所の調査であり、施行直後であったことから残っている袋を使用したこともあって、極めておおざっぱと推測しています。実際、今のところ東灘区は全市平均の88%を若干下回っており、あと一歩、ご協力いただく必要があると思っています。

その後の様子を調べたところでは、12月には大きく改善している様子が感じられました。今後、定着率は順調に上がっていくものと期待しています。

全市的にみれば業務地域や繁華街が多い商業地域でルール違反が多く見られ、一層の啓発活動が望まれるところであります。

目的の一つのゴミ減量化は未集計

今回の制度の目的の一つは、家庭ごみの減量化でありました。

今まで市民一人当たりの家庭ごみの量は、政令指定都市（17政令都市）でワースト1という汚名をきいていましたので、これを克服する事が大きな目標になっています。

分別して指定袋に入れることにより、少しでも資源として分別して下されば家庭ゴミが減量できる事から、大いに期待しているところですが、まだ十分に分別できていません。

資源化への協力は倍増に向う

新ルール導入と併せて、ダンボールや古紙資源化への協力を訴えてきたことが成果を上げつつあります。平成20年度の資源集団回収の新規開始団体・拡充団体の数は全市で前年同時期比の2倍の約170となり、喜んでいます。

[ ↑ PAGE TOP ]

神戸市都市計画審議会からの報告

世界の巨大客船が入港できないことを指摘
                                ─ 大阪湾岸道路計画

安井は、神戸市都市計画審議会の委員として市政に取り組み、励んでいます。

神戸市都市計画審議会において、大阪湾岸道路計画（六甲アイランド〜垂水区約21km）により、神戸港をまたぐ橋を高さ63m級の巨大客船がくぐれない可能性がある事を指摘、激しく追求計画変更を迫りましたが、当審議会は橋脚の高さを決定する会でないと答弁、実施に当たって検討するよう国土交通省に通告すると答弁したが納得せず、議事録に掲載する事と高さについて当審議会が承認したものではない事を確認しています。

たまたま、今年1月6日の神戸新聞の第一面のトップ記事として同じ事が指摘されており、開港百四十年を誇る神戸市の宝・神戸の誇りを守ろうとする地元紙としての意気を感じ、安井も気を強くしています。詳しくは、神戸市Webサイト都市計画総局のトップページから審議会へのリンクを辿ると、掲載されている議事録(審議結果)がご閲覧いただけますので、そちらを御覧ください。[ 平成20年７月25日 平成20年度第１回審議会のページで、第２号議案 神戸国際港都建設計画 道路の変更 (1.3.6号 大阪湾岸線西伸線)計画書 PDF 18KB 等が掲載されています ]

六甲アイランドは地元要望を受け、シェルターに対応の方向で

同審議会で、安井は今回審議の大阪湾岸道路計画について、「騒音・排気ガス等による影響を軽減して欲しい」と、六甲アイランドから要望が出ているが、どのように対応するかについて質疑しました。当局からは、「今後、実際に事業化がされて、詳細に実施計画をしていく中で十分にご相談に応じる事が出来るようになるかと思っています」との答弁がありました。