胸を打つ計らい
(07/27 神戸市東灘区)
彼女の事を私が理解できるのは、軍国主義で育った両親に育てられた、同じ世代だからだろう。国家や他の人々の犠牲になるのが美徳だと、信じていた。私の親は…私が大きくなったら陸軍に入れようと考えていた。彼女も、そのように育っていたのではないかと思う。
石原慎太郎氏による碑文には、「自らの命のかけがえに 人は尽くすことほど崇高な行為はない。人間の真の勇気と美しさと尊さがある。紅蓮の炎に消えた一人の若い娘が自ら明かしたものは、それだった」とある。彼もまた、同世代だ。

彼女とは、麻畠美代子さん。碑文とは、六甲山頂のみよし観音にまつわるもの。7月に一般財団法人住吉学園(神戸市東灘区)を訪問した時、「安井さん、知ってる?」と、竹田統理事長>
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