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2016年 02月 16日 火曜日

「神戸出身の代議士さんは性根を据えて欲しい」─ そう感じたのは… 2月13日に大阪で開かれた、関西広域連合議会。総務常任委員会に先だって理事会が開かれ、私も理事として出席した。

今、最大の問題は、私たちが主張する「2つある常任委員会の委員長ポストを、政令市にも与えるべき」という主張を、いつまでに議題としてあげるか。そもそも、委員長ポストを与えるのか、という議論である。
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理事会は、多数決制ではない。あくまでも話し合いで決めるのが原則で、私も大勢に準じることにして、スムーズな進行に協力している。だからこそ、私が関西広域連合に入る前から決まっていることにはできるだけ逆らわず、「議長・副議長ポストは結構ですが、常任委員会の委員長まではお願いします」としているのだが、なかなか結論がでない。

私は、「こんなことで、府県議員と政令市側との間に対立感情が生まれないようにしないと…」と、心配しているのだ。あまり対立が続くようだと、小さなことで大きな物を失うことになる。京都市も、それを心配しておられる。各市それぞれ、お家の事情がある。できるだけ不公平感を取り除く努力をしなくては、と考えて欲しいものである。
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ところで、実は総務常任委員会では、北陸新幹線の福井県敦賀-大阪間の延伸について検討している。北陸新幹線は現在、金沢-敦賀間を建設中だが、敦賀以西のルートは未定。どのルートで大阪へ入るかが、議論となっているのだ。

関西広域連合は米原経由と訴えてきたが、JRは「小浜を経由して京都を通る」としている。そうなれば、琵琶湖の西を走る湖西線の存在が問題になる。

神戸市にはあまり影響が無いので、これまでは各委員のお話を拝聴してきたが、いずれ、神戸市の意見もまとめて行かねばならない。さらに、リニア新幹線がある。今は名古屋止まりだが、これは、神戸に入れなければなるまい。その戦いを、そろそろ始めないといけない頃合いなのだが…神戸に関わる代議士さんたちは、お分かりだろうか。