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2015年 12月 01日 火曜日

意外なことに、マンホール女子とか蓋女などという言葉があるほど、マンホールのファンはご婦人がたが多いと知ったのは… 「ふたの祭典」、関西マンホールサミット2015。

神戸市東灘区魚崎の、神戸市建設局東水環境センターで、去る11月28日の土曜日に、関西の下水道関係団体による産官学連携で結成された、下水道広報プラットホームが主催。マンホール蓋の魅力にはまった人たちと業界関係者が一堂に会して、マンホールの魅力や面白さを論じようという試みだ。

催事に先だって、東灘下水処理場の山地所長がPRに来られた。このマンホールイベントを売り込んで、水処理に市民の関心を呼ぼうと頑張っておられる、いい男。

例えば、マンホール焼。神戸の港や六甲山の絵が入った神戸市のマンホールを使った鉄板焼きを、広めておいでなのだ。婦人会に頼んで、開催した会場で、マンホールで焼いた「キャベツ焼」を、100円から200円程度で売ってもらっているものだが、婦人会も大変。クタクタになりながらも、これも市への協力の一環と、頑張ってくださっている。

私は、山地所長がこの催しを東灘区に誘致してくださった事に感謝し、さらにひた向きに頑張って下さっておられるこの催事の主旨に賛同し、必ず行くと約束しだのだけれど、その時、宮崎県より美味しい赤身のサイコロステーキを、マンホールで焼いて売るらしいと伺った。その肉、名付けて昭和牛というらしい。是非味わってみたいし、広まると良いなぁと楽しみにしながら、会場に行った。

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▲ 多くの方が訪れた
当日は好天に恵まれて、各地からたくさんの人々がお出でになっていた。マンホール好きな人がこんなにおられるとはと、本当に驚いた。ある方から、神戸市のマンホールの図柄が入ったどら焼きを頂戴した。山地所長には、その柄のコースターをいただいた。山本孝子神戸市婦人団体協議会々長はじめ、婦人会の方々は、本当に頑張って下さっていた。谷口区長も来ておられて、一緒にマンホール焼を頬張り、皆、思わず「旨い!」と、笑顔がはじけた。

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▲ 展示物に、真剣な眼差し
所長と、魚崎や御影地区のマンホールは「酒蔵」の絵柄で行こうと話し合った。私も、地方に行ったらマンホールを見よう。鉄蓋の旅というらしいが、きっと、その地を訪れたんだと実感できるに違いない。これで、楽しみが一つ増えた。人間は、いろいろな事で遊べ、楽しめるものである。
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▲ キャベツ焼きにご奮闘くださった、婦人会の方々