
11月7日に離日した今回は、ボランティアの足立に、仲間の藤田さん、西口さん、堀内さん御夫婦の、計6人での訪問。
11月9日はカンボジアがフランスから独立した独立記念日だったが、いつもの通訳、ソティさんのはからいで開校して下さり、なんと160人もの生徒が登校してくれた。私たちは神戸からお菓子などを。藤田さんは、800本の高級シャープペンシルとお菓子。それに、現地で買ったノートを加えて、児童らに配った。

私は今回、小学校を建てて良かったという確かな実感を得た。何人かが日本語で「ありがとう」と言ってくれた。嬉しかった。ここで学ぶ子供たちは、日本を意識し、神戸を知ってくれている。子細なことを言えば、まだまだ、日本人からすればの不満もある。例えば、子供たちが我慢している配ったお菓子を、先生が平気でムシャムシャ食べている。堀内さんが「子供は我慢しているよ」と注意したが、先生はそれが何故悪いのか分からない、といった具合だ。だが、それもきっと、あらたまって行くことだろう。
旅の締めくくりに、ベトナムのダナンに立ち寄った。美しい海岸に、おいしい海鮮料理。また来たい、と思った。いや、実はいずれまた、訪ねなくてはいけない。というのも、今回、学校から大きな要求があったのだ。「図書館が欲しい」と仰るので、また、50万円ほど作らねばならない。どなたか、一緒にやって頂けないかと、あれこれ思い巡らしている。

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