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2009年 07月 21日 火曜日

今になっても市民の前に「こんな駅舎になります」という図面などの具体像がまったく出てこない摂津本山駅バリアフリー化に関して、JR西日本との第4次交渉が午前10時30分から… 地元より四方田会長他、婦人会・障害者団体・自治会・商店街などの代表12人と地元議員2人。JR側から企画課長中西宏友氏、課長代理福永功氏他2名の、計4人が出席し、某所にて行われた。


▲JRとの会合
昨年10月、市長により橋上駅方式でやると表明されて以後、市民には何の情報も出ていない。議会でも、本年3月に橋上駅として予算化する調査費を決議しているが、その後まったく情勢の変化もない。こうした背景から、市民の中に様々な憶測が出たり、それぞれのリーダーへの突き上げもあるなど、諸々限界に来ているため、四方田会長の英断で話し合いの場が設けられたもの。

私は「できれば8月中に、せめて全体の図面とタイムスケジュールを出して欲しい」と、強く要望した。四方田会長もこの意見に強くご賛同くださった上、「何が原因で進んでいないのか、明らかにして欲しい」と詰め寄られた。


▲粘る住民側
これに対しJR側は「分担金の配分が決まらないのが大方の理由で、現在、市と交渉中である」と表明。つまり、駅舎を作る費用を国・市・JRで分担するのだが、JRと市の分担額が決まっていないのである。

JR側は、その話し合いに入っただけでも進歩としているが、市民にとってはとんでもない話。基本的な話し合いは、素早く積極的にやってもらわなくてはならない。ある方がたまらず「市とはその件でいったい何回くらい話し合っているのか」と質問されたものの、無回答だった。

「答えが無くて帰るわけにはいかない」との四方田会長の発言に、会議は延長。ついに、JR側からの「8月中にどのような方向で行くか、タイムスケジュール及び経過を含め、アバウトになるかもしれないが、出していく」という返事を得て、合意に至った。なお、以上のやり取りそのものは、字面の印象とは若干違い、丁寧に進んだ。何しろ相手はJRだ。こちらも、腰を据えつつも急いで、やることをやらねばならない。