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2015年 10月 02日 金曜日

「全国一斉・日本酒で乾杯!」の行事で、挨拶に立った岡口副市長は、「地場産業の振興、及び… 日本一の酒蔵郷の灘五郷(なだごごう)を大切にしよう」と訴えられた。

10月1日、神戸市の会場 … というより、日本一の酒処、灘五郷会場は、御影のだんじり広場。300円で簡単な酒肴と16銘柄の銘酒三杯試飲というチケットが、飛ぶように売れている。その、受付に並んだ人々の列は、だんじり広場を越えて一六筋まで延びていたから、恐らく1,000人以上。

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会場には、灘五郷 16蔵の社長や役員。行政から、岡口神戸副市長、西宮副市長。議会では守屋隆司神戸市会議長、大川原 成彦西宮市議会議長が出席。国の国税局の高官も出席する中、一般のお客さんが沢山集まって、午後7時30分の全国一斉乾杯前から、大混雑。そこで、灘会場では6時10分に、地元の灘の酒で乾杯をかわした。

元御影まちづくり協議会会長の藤澤福男さんを迎えに行った私は、会場に着いて、「二人でこの広場をつくって良かったなぁ。御影の活性化に役に立ってる」と感動し、「しかも、この地場産業を守るために、この広場の使用料を無料にした。これは、福澤さんの一声だった」と思い出しながら、「来年は、この『全国一斉・日本酒で乾杯』を、ギネスに登録したい ─ そんな夢を抱いている」と話した。

神戸市の産業振興局が後援して、その主導権は、灘五郷が取る。このだんじり広場からテレビ中継し、全国一斉に日本酒で乾杯して、その数をギネスに乗せるという夢だ。そうすれば、日本一の酒処、灘五郷がPRでき、だんじり広場もメジャーになる。その中で、御影の知名度も上がる。

皆さんに、そんな私の夢へのご協力をいただきたい。実は今、御影がおもしろいという声が上がっている。確かに、御影公会堂の改修が終われば、世界の嘉納治五郎記念館が生まれる。だんじり広場のいろいろな行事や、バレンタイン広場に、沢の井の夜店。それに、旨水館の食べ歩きと、歴史を背景にした文化が続々、花開こうとしている。そんな時のギネス登録は、御影と灘五郷、ひいては神戸の大きな起爆剤になるだろうから。
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