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2015年 09月 29日 火曜日

世の中は、この繋ぎ役が一番大切で、その存在が町の発展や防火・防災・防犯に役立っている。昔から… 裏方さんとか、黒子と言われる方々のことだ。その重要性は良く語られるが、本当にその通り、重要な存在だ。

御影地区まちづくり協議会の会長に、長く勤めて頂いた藤澤福男氏に替わって高嶋良平氏(甲南漬 会長)が就かれて、早いもので、もう3ヶ月になる。交替の節目に、御影を上げての新旧交歓会が催されたことは、前にも当ブログで書いたが、その時、御影連合会(青年会)は既に決まった行事があり、参加できなかった。

そこで、御影連合会主催…というより、会長の保元さんが「良ければ参加して欲しい」と声を掛けられ、さる9月27日夜、御影の焼き鳥屋「(なごみ)」で交歓会が催され、なんと、38人もの御影の若者が、会費4,000円の自腹を切って、ご参加下さった。

これには、高嶋会長もさる事ながら、当の保元さんが大喜びだったが、その裏に、ご心配くださった濵田ともじさんがおられたのは、皆、承知の事だった。私の会合でも、自分で言いだすのではなく、仲間の中で誰かが懸命に呼び掛けてくださり、その主旨が賛同されなければ成功しないのだが、この会も同様だった。

保元会長は「今後、まちづくり協議会にお願いする事、又、反対に頼まれる事もあると思うが、協力して欲しい」と、的を得た話をされた。

私は、スピーチで「『御影は一つ』の合言葉で、これからのリーダーがこうして集って下さった。私は、後輩に誇れる御影をつくりたい」と抱負を述べ、「これで。95才の藤澤さんから、ぐっと若返って60才代になった。今まで、藤澤さんも安井も雲の上のとっつきにくい人と思われていたが、その年代の間に入って繋いで下さった、濵田ともじさんや保元さんのお陰で、皆が一つになって、嬉しい」と、御礼申し上げた。

高嶋会長が「御影には、だんじりの世界で三つの神社がある。神社割の競争でなく、だんじりの世界は一つになって、御影の為に役だって行こう」とスピーチされたのには、皆が感動。最後は、御影の名物、だんじり野郎の歌を合唱して締めくくった。

高嶋会長と私で、黒子の濵田さんを誘って二次会を考えたが、気付けばすでに姿を消しておられた。こうして、黒子役を果たしてくださる良い方がおられるから、御影が一つになって、発展していけるのである。あれぞ、本当の黒子。本当に、いい会であった。

写真
▲高嶋会長を囲んで