▲ 黄色い煙がもうもうと…
天津の事故の事もあったから、気になって危機管理室に携帯電話で、長田の工業地区かと問い合わせた。だが、危機管理室は把握しておらず、消防に聞いてみますという返事。その後、連絡もなかったので、別に大した事でなかったのだろうと思っていた。
ところが、夕方5時頃、その危機管理室から電話がかかってきた。ポートアイランド第二期にある化学工場からの煙で、原因は分からず、とりあえず消防局と環境局が行って煙突の管理を指導した上で、しばらく営業を自粛するようお願いしたとの報告だった。通報者は、たったの二人。そのうちの一人が私だったので、少々申し訳ないことをしてしまった気分になった。もちろん当局も、議員の通報だったからではなく、市民の安全を守る為にできればと思っての指導だったのだろう。危機管理室も環境局も、すぐに対応して、市民を守ってくださっている事に、感謝している。だが、同時に、一日も早く、営業の再開ができるようにとも思いながら、危機管理室にお礼申し上げた。
それにしても、あれだけの大きな異様な、雲のような煙に誰も気付かない、あるいはは気付いても対応しないという市民は、安心しきっているのだか、それとも異様な事態になれているのか … そちらの方が、もっと気になったのだった。何かあった時、それが異様な事態だと気付ける市民の皆さんであって欲しいと、願っている。