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2015年 08月 11日 火曜日

世の中、右も左もお盆。街中にも、里帰りされているのか、他府県ナンバーの車が増える。私も… 人並みに先祖にお礼とお詫びを兼ねて、お墓参り。

ボランティアの足立がきれいな花を用意してくれたので、二人で草をむしり、お墓に手を合わせ、お詫び。私は、本当に先祖に申し訳がない親不孝者で、「丸太ごうし」という伝統ある料理店をつぶし、頂いた土地を売って世の中の為になっているという思い上がり、72才になってしまったが、今も父母への思いは子供のころと変わらない。

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家の仏壇も、足立の手伝いを得て、きれいに掃除し花や御物販を供え、お坊さんを待った。父母の写真を見ていて、いい人だったとつくづく思う。いつまでたっても、父母とは怖くてやさしくて、温かいものだ。特に父親は御人好しで、「ピヨピヨ会」と称して結婚や身の上の相談をうけていたが、他人の保証人になって多額の財産を失くしたのを母親に黙っていて、喧嘩。そのまたバカ息子の私が、財産を失くしている。

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祖父母が築いたものでも、財産だけが人生では無いとかっこをつけて、お経に聞き入る。今さら生き方を変えれないから、これからも、世の中の役に立つ努力をすることにした。

世の何千万人の人々は、墓前や仏壇の前で何を思うのだろう。希望を持ってお願いする人や、私のようにお詫びする人など、きっと、いろいろあるお盆である。つらつら、花火とお盆は似合っているなどと思っている間に、また、今年の盆が過ぎて行くのだろうか…