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2015年 07月 17日 金曜日

「とにかく、カーブミラーを付けてもらいたい」という声が続出していた、深江南町1丁目5-2の道路。地元の方々は、今までにも… 警察にも役所にも訴えたが、行政の谷間の交差点だけになかなか、叶わなかった。皆さん、かなり調べておられて、どうやらカーナビが信号が無い抜け道として示すためか、東部市場に行くのに最も早い道として、人気があるらしい。

しかも、そこは東西方向と南北方向で、幅5mほどの二本の道路の交差点なのだが、南北に通じる側はちょうど芦屋市との境界になっている。

交通量が多く、事故も多発していて、特に自転車に乗った若者がスマートフォンを持ちながら通行するため、接触事故が起こったりもする ─ そんな訴えをして下さったのが、甲南大学同窓で、いつも地域の事を考えてくれる西土井さんだ。お父上も、かつて市営深江南住宅が建設された時、私と共に市役所と地域との間に立って、苦労をして下さったことがあり、今は父子で、地域の事に心をくだいて下さる。

前田自治会長、渡邉様、三好さん、田辺前自治会長、芦屋市の島本さん達がお集まりくださり、御一緒に問題の交差点に立ってみて、確かに交通量が多く、本当にここは危ないと実感した。

早速、東部建設事務所に連絡してみたところ、経過を良く知っておられ、「調査した上で」。

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かくて後日、調査の結果が分かった。東灘警察には事故の報告は無かったものの、芦屋警察の方が良く認識していたという。両警察に聞いてくれた東部建設事務所には感謝するが、ともあれ結果、カーブミラーが備わる事になった。

7月7日の朝10時から工事が始まり、お礼の電話を、西土井さんや前田さんから頂いた。自分の事でもないのに…皆の為に、本当に良い方達だ。私も後日、西土井さんと見に行ったが、適切に設置されたミラーで、私も嬉しかった。この時も交通量が多く、ドライバーがカーブミラーを覗き込んでいて、本当に役立っていると分かった。努力して下さった渡邉さんや三好さん、田辺さんの顔が浮かんだ。

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ところが西土井さん、笑顔ながら「建設局さんも頑張りすぎて、ご協力下さったお屋敷の横にミラーを付けられたが、大きいので屋敷の中まで見えてしまう。これは、申し訳ない」と仰る。この世の中、とかく文句の多い人がおられる。やれ「バス路線を入れろ」だの「カーブミラーをつけろ」だのと声高に求めても、いざ自分の家の前や横にバス停留所やミラーがとなると、それは嫌と言う人が多い。そんな中、このお宅は気持ちよく付けさせて下さっただけに、一日も早く改善してさし上げて欲しいと思っていたところ、西土井さんから弾んだ声で「カーブミラーが直った。小さくなって角度も変えてくれた。」と連絡があったのが、なんと13日。東部建設事務所の素早い行動に、心からお礼申し上げたい。

うまく行って良かったと、うんざりするような暑い日だったけれど心は快く、ホカホカ。翌14日に西土井さんから「カーブミラーで活躍した人たちで、芦屋川のコーヒーショップで、コーヒーで祝賀会をやるので来て欲しい」とご連絡をいただいて、「行く行く。美味しいコーヒーを飲みに行く」と即答したのだった。
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