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2015年 06月 23日 火曜日

ご就任以来、韓国の料理や音楽、テコンドーで、神戸市民と韓国の友好を図り、確実に実績を上げられ、今や神戸の名士ともなっておられるのは… 李 成権 総領事。早稲田大学出身だけに日本通で、日本の多くの代議士との交流も多く、優れた人である。

そんな李 成権 総領事も参列された、第9回青龍会オープンテコンドー選手権大会が、去る6月21日午前10時から、神戸市立山の手小学校で行われた。
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この大会、駐神戸大韓民国総領事杯と名づけられ、これから駐神戸大韓民国総領事杯を争奪する大会に移行して行く事になる。私も、それでいいだろうと思っている。

私がこの大会に関係して、もう6年になる。初めは、神戸市長杯の争奪戦だった。ところが、後援している神戸市から、関係者は一人も来ていなかった。同様に後援している兵庫県は、県民局長など ─ 今回は、兵庫県国際交流課長の石田勝則氏が来られ、井戸知事のメッセージを代読された。

私は、スピーチの中で何とか、お祝いを申し上げた。一つは、金 珍秀 大会会長御夫婦が一生懸命、兵庫県でのテコンドー普及に尽力されている事。私は何とか、神戸市からテコンドーのオリンピック選手を出したいと思っているし、その可能性は十分にある。さらに、東京オリンピックの翌年に行う予定の、マスターズ競技大会の競技にテコンドーが入っていなかった事から、関西広域連合で発言を続けてきた、それに喜んでくれたのが李 成権総領事で、彼自身も関西広域連合に、やわらかくお願いしてくれた。何と言っても、テコンドーは韓国の国技なのだから、もっともな事だと話した。

李 成権 総領事は、韓国政府から全世界の韓国総領事ベスト5に選ばれている程である。釣が趣味で、私に「神戸近辺の釣りのスポットは、日本人より良く知っているよ。釣船に100万円は使った」とニタリ … いい男である。

李総領事は8月に帰国され、来年4月の韓国の総選挙に国会議員として出馬されるという。私は、当選の暁には後援会を連れてお祝いに行く、と約束した。彼は、「安井先生、日韓の政府にはそれぞれの立場がありますが、友情にそんなものはない」。我々だけで会場を抜け、昼食を共にしながら会話を楽しんだ。

私が「神戸市が来ていないのは、金さんが招待状を出し忘れられたか、市関係は全部、安井がやってくれると思われていたと思われたのか…私の責任かも知れない」と言うと、「多分そうでしょう、金さんは多忙だから」と笑って、さりげなく神戸市をかばい、「来年は宜しくね」と仰った。

彼は来年、きっと代議士になって来てくれるだろう ─ そう思った。いろいろと、学ばされた一日だった。
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