Skip to main content.

2015年 06月 12日 金曜日

耐震改修工事のため、平成28年4月から平成29年5月まで約1年間、御影公会堂がいよいよ… 休館となる。

そんな、大変大切な事項が協議された御影まちづくり協議会が、去る6月10日、御影公会堂で開かれた。実は、同協議会で、まちづくり協議会会長は、藤澤福男氏から高嶋良平氏に受け継がれたが、この件については本当に深い思い入れがあるので、筆を改めて記したい。

さて、藤澤氏から発表されたのは、冒頭の休館と改修で、新しくなる公会堂には、11人乗りのエレベーターが備わるなど、こけら落としが待ち遠しい。出来れば、柔道家の嘉納治五郎の銅像や、記念資料室をつくって欲しいと要望していると発言されたが、まだ決定してはいない。

翌11日には、地元のまちづくり顧問として、当局から報告をうけ、相談もされた。

大切な外観の面影を残しながら、綺麗にしていくそうだ。駐車場は、北側に設置される。工事予算は、約16億円。9月の市会において、補正予算で上程するという。素晴らしい事に、工事完了の暁には、国の登録文化財として申請しようと考えているともお聞かせいただいた。

そこで私は、災害の備品倉庫だけではもったいないので、地下室も整備して、会議などに利用いただけるように、と提案した。駐車場の管理方法についても進言したが、出来れば嘉納治五郎銅像も予算に組み入れたい。叶うなら、嘉納治五郎の資料室の整備も考慮頂きたい旨、申し上げた。

御影公会堂を使って結婚式を挙げられた方は、1,000組ほどもあるらしい。そこで、完成予定の平成29年4月頃、その方々にお集まりいただいて、挙式の頃を思い出しながらのお話しをお聞かせ頂くなど、一つの区切りとして、二度目の、うれしい門出にしていただいてはどうか、というアイデアも提案した。が、実はこれらは、先日のまちづくり協議会において、企画振興部会でやる事になっているので、大いに楽しみに、期待しているところだ。
写真 御影公会堂