そんな未来を思い描いている神戸空港だが、今般、条例の改正について、みなと総局の空港室関係者から丁寧に説明された。
関西国際空港と伊丹大阪空港の運営権売却準備が、今年5月頃にスタートする。多分、秋までには買収希望社・団体等の姿が見えて来るだろうが、この話がまとまった後は、いよいよ、神戸空港の運営権を売却する話しになると思われる。ここまで、久元市長は、その水面下の努力がうかがえ、本当に良くこぎつけたと思う。
▲ 神戸空港ロビー
私は、賛成である。いよいよ、待ち望んでいた時期が来そうだ。
今考えられている大阪と関西国際空港の経営権は、約2兆円といわれている。むろん、さらに議論は続くだろうが、神戸空港は空港本体になるだろうから、売却しやすいと思われる。
その際、すんなり売却するのではなく、神戸空港に対する規制の緩和等はもとより、海外に飛ばす可能性も含め、条件を整えるのを忘れないようにすべきである。そうやって初めて、空港の周辺空地に付加価値がつくというものだろう。
ともあれ、やがて神戸空港は立派な孝行息子となって活躍するだろうと、今日は喜んでいる。