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2015年 03月 10日 火曜日

借地していただくよう、協議に入りたいとの申し入れがあって、急遽、関係者が… 再会し、具体的な話し合いが和やかに行われたのは、前回当ブログに書いた、ドイツ学院の借地の件。

六甲アイランドにあるドイツ学院が、中学部を建設するに伴って隣地を神戸市から借地したいと、昨年から申し入れをしていたが、返答がはっきりしなかった。学院側では「ダメと断られた」として、私がご相談をうけたのだった。私は、神戸における外国人学校の必要性を強調し、「怒っている」と、当ブログに書いたが、その結果、みなと総局から連絡があり、今般、説明を受けた。

それによれば、ドイツ学院の件は、断ったのではなく、前向きに検討はしていたが、隣地の土地の配分や組み合わせの調整をしていて時間がかかり、曖昧な返答をしていた ─ それが、ドイツ学院側にダメというイメージを与えてしまっていたようだ。

今回は、借地をしていただく前提で、協議に入りたいということで、ようやく事が動き出した。私は安堵し、また、喜んでいる。みなと総局も、十分に外国人学校の必要性は理解しており、議会の思いや市長の思いについても、承知してはいたようだ。

だが、今後のために敢えて言うのだが、外国人と接する時は、YES・NOをはっきりさせる事。加えて、理由を明確にするようにしないと、折角の善意が伝わらず、逆になってしまうのだ。役所という立場からも、返答には「十分気をつけて欲しい」と思うのである。
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▲ イスキエルド・ネルソン 神戸ドイツ学院財務・会計担当理事、ホワイト宏子 神戸ドイツ学院 EAL/EFL コーディネーター、金 神戸朝鮮学校 校長とともに、みなと総局から説明をうけた