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2015年 02月 13日 金曜日

どこの都市がどんな競技をやるのかは、各都市が手を上げて「私の都市はサッカーをやります」とか「私の都市は陸上競技をやります」とか、まずは手を上げて決めて行こう… と、関西ワールドマスターズ2021組織委員会では考えているらしい。それも、今年の7月までにまとめたいとか。神戸も、日本発祥の地たるサッカーやマラソンに是非、手を上げてほしいものだ。

そんな進捗状況を、ご多忙の中、事務次長の森 建夫さんがわざわざ議会まで報告に来て下さったのは、建国記念日前日の、2月10日。

組織委員会を、現在の関西広域連合議会のあるビルから違うビルに移し、独立しているのが明らかになるようにするというのが、一つ。なるほど、もともと独立していたのだが、同じビルで、しかも隣に組織委員会の部屋があるため、我々関西広域連合が主力でやっていると思われているフシがあった。これで、議員の方もよく理解されるだろう。

予算の例で見れば、総額の28億円は、官民半々で捻出する。官の14億円も、自治体が7億円・国が7億円をみる。これは良い案で、私も賛成。自治体で7億なら、各府・市にも、大きな負担にはならない。問題は、国が7億円を出してくれるかどうか、だ。これは、これからの交渉によるので、ぜひ頑張ってもらいたい。

人員面では、現在の12人から17人になる。組織委員会の名誉会長は、森 善朗(公益財団法人日本体育協会名誉会長)に就任して頂く。名誉顧問に麻生太郎(スポーツ議員連盟会長)、王 貞治(一般社団法人日本アスリート会議顧問)等、各界の有力者が8人ほど就任して下さることになったそうだ。組織委員長は、井戸敏三 関西広域連合長。常任委員の中には、当ワールドマスターズ21に反対ではないものの、今のところ不参加の大阪府 松井一郎知事と、大阪市の橋下 徹市長、奈良県からも、県の高官に入ってもらうこととなった報告された。本当に、よくやっておられる。粘り強く説得されたことだろうと、感謝した。

私が問題にしていた競技の参加定数の問題でも、テコンドーについて、オプション競技として正式競技にと検討してくれているが、オプション競技の枠が少なく、ギリギリのところらしい。いろいろ知恵を絞って ─ 例えば、空手・柔道・テコンドー等を武道として一つの枠にする案もあるのだが、これにはいろいろ、抵抗も予想されるらしい。なかなか、難しい事があるようだが、是非テコンドーを神戸でやって、神戸をテコンドーのメッカにして欲しいとも願っている。

実は、私は、閉会式を神戸でやってはどうかという意見も持っている。神戸のだんじりや岸和田のだんじり、淡路の布団だんじり等、関西のだんじりが一同に、閉会式か中締めに揃ったら、世界が注目するだろういというのが、私の夢。そんな夢を、森 次長と和やかに語り合ったのだが、次長も、まんざらでもないようだった。

正夢になればいいが、まずは私が、2021年まで元気でいること ─ これもまた、夢?
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