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2015年 02月 06日 金曜日

思い起こせば本当にいろいろ、悔しいことも無念なこともあった。なにしろ、相手はJRであり、国である。書けば超長文になるから、控えるが… 念願だった、JR摂津本山駅の南北の駅前広場が完成するというご報告を頂いたのだ。私は、嬉しかった。一瞬、涙で曇った完成予想図には、「現代と懐かしさが融合する駅前広場をつくります」とあって、北側広場の完成が平成27年4月下旬、南側が平成27年5月下旬と記されていた。

それは、2月6日のこと。もう事務所を閉めて帰ろうかとうい寸前に、住宅都市局の方が笑顔でご報告においで下さった。予想図では、北側は車の流入をできるだけ抑えて、身体障害者用スペースを取る等、人間優先を前面に出した様子が描かれている。南側は前とあまり変わらないが、北側同様、利用者に親切なものとなっている。勿論、これから使っていくうちにいろいろ問題も出てくるだろうが、また話し合って行けばいいと思う。

それにしても、本当に本当に、長くかかったものだ。幾度もの署名運動や、JR西日本への陳情を何回もくり返したこと ─ 何十年も続いたが、最終時期に入って、ある方が始められた署名活動が、たどり着けなかった最後の一歩を押した。ありがたいことで、タイミングもよかったのだ。

このような運動にありがちなのは、「自分たちが始めた」と思うこと。だが、そうではない。私も、自分たちで始めたようなことを言ってはいるが、実は、私の以前の議員もきっと、公約にしていたと思う。つまり、これは誰がやったなどというべきものではなく、誰が本当に熱心に訴え続け、実質的に活動したか、なのだと思う。

私は、市民の道具として働いた。勝ったのは、住民だった。この安井という道具は、さらにこれから、下りエスカレーターの設置のために働き続けたいと思っている。「共に、頑張っていきましょう!」

完成予想図