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2015年 01月 20日 火曜日

久元喜造市長が挨拶で、東灘区を良く勉強しておられ、議会の役割にも言及されるなど、本当に良かったと思えたのが、東灘区民の新年の集いだ。

新しい年に入り… 新年会が各地で行われている。それぞれの地区で、いろいろな工夫をこらして盛り上げて下さるのは、担当されておられる方々の、その都度の御苦労を思い知っているだけに、本当にありがたい事である。

写真 久元市長
問題は、議員に対する対応の、あれこれ。大変ご迷惑をお掛けしているのが、よく分かるのだ。まず、紹介の順番があるい。誰に挨拶させるかはもとより、招待者の議員のみ入場させるのかなど、その地区や団体によって、考え方や立場が違う。

例えば、ある地区の新年会では、議員を招いておきながら紹介のみにして、新たな立候補予定者に挨拶をさせたようだ。私は、その地区を人一倍愛していただけに、淋しく思った。

議員の方にも、問題がある。やたらと紹介してくれとお願いしては、名刺と握手をしてまわって、まるで政争の場と化した新年会もあったが、これは、私を含めて議員本人が「これはどんな主旨の会なのか」と、考えなくてはいけない。ある宝塚の元県会議員など、ホテルの調理室にまで行って名刺を配ったそうである。

そんな中、今日の東灘区 区民のつどいは気持ちがよかった。
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例えば、議員の紹介順。先ず、市会議員。そして、県会議員から国会議員という順番だった。私は嬉しくて、主催の人々に順々にお礼申し上げた。市民サービスに近い順に紹介するのは、理にかなっていると思うからだ。
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久元市長にそれを言うと、「どこの区民のつどいもそうなっていますよ」と、さらっとおっしゃる。だが、実はここまで来るのが大変だった。政令市の市会議員は、最も市民に近い存在である。市民からの意見を身に付け、情報を山ほど持って市政に反映させる ─ これが、議会制民主主義の原点である事に思いを馳せていただきたい。議会人も、その事を大切に思うべきだ。

私は、これからも、この大事な民主主義の原点の一つについて、言い続けるつもりである。
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