Skip to main content.

2009年 07月 13日 月曜日

昨7月11日夕、私の兄と慕ってくださるだんじり世話役の和田さんが合流すべく、一日遅れでシェムリアップに到着。飛行場まで、私がソティーのトヨタ・カローラを借り…

▲和田さん到着
自ら運転して出迎えた。和田さんは元気な笑顔で空港到着口から出てきた。和田さんを交え、これで一行勢揃い。皆で民族芸能を楽しみながら夕げを囲んだ。スバエクというこの国の影絵芝居は有名だが、実際、それは見事なもので、感動。

そして、今日はカンボジア最後の日。和田さんの為に、校長がわざわざ1クラスと教師3人を登校させ、歓迎会を催して下さった。


▲子供達とのふれあい
萩尾団長が、小学校の校庭にゴミが多いことを指摘して「次に来るとき、よく掃除をする子供の上位3人に褒美をあげるから、子供を国際人に育てる為に、校庭を美しくすることを、学習に取り入れなさい」と、厳しく校長に指導した。路上にポイ捨てをすることが常識になっているこの国では大変なことだろう。我々も、かつて辿った道だった。

▲神戸夢小学校の見取図
午後から、日本の皆さんにも夢小学校の所在や環境がお分かりいただけるように地図を製作するべく、猛暑下、私と萩尾団長で、アンコールワットから主たる交差点の写真を撮った。

ところで、私達の寝じろにしているシティーアンコールホテルというナムさんの所有のホテルには、松岡秀司さんが支配人として勤めておられる。兵庫県の丹波篠山出身で、もと丹波市役所で勤めておられたのだが、こちらに地雷除去のボランティアで来て住み込むうちに、現地の美しい女性と結婚。その女性がナムさんの親戚にあたることから、このホテルで働くようになったそうだ。

彼は、ナムさんの大学の日本語学科の教授として、日本語を教えてもいる。ナムさんの案内で彼のクラスを見学したが、本当に懸命にやっておられる。学生達の目は真剣そのもので、日本に対する憧れが分かる。私たちは、日本人の青年に敬愛すべき立派な人がいると、常々思っている。

▲Tシャツを持つ、萩尾団長と松岡さん
そんな彼が、学生達に良い教育をと教材を集めていて、その資金づくりに、大学のTシャツを1,000円で販売している。日本の為に懸命に日本語を教えている青年の熱意にうたれ、私達はそのTシャツを7枚買った。皆さんにもご協力いただけないだろうか。もし、協力していただける方があったら、メールでご連絡いただきたい

名残惜しいアンコールを後に、明日はベトナムへ立つ。