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2014年 07月 08日 火曜日

今後、どうやって行くか … なにしろ、相手のある話であり、色々な制限のある中で、苦労も多い。だが… 意思の疎通が大切である ─ と、いうのは、他でもない関西ワールドマスターズのことだ。

去る6月21日の関西広域連合議会総務委員会で、ワールドマスターズゲームの競技種目が議会に報告される際、7月にIMG(国際マスターズゲーム協会)に提出とあったので、私は、
「議会に対する手続きができていない。今まで、このような大切な事は議会と相談するとしていたが、これでは承知できない」
と発言していた。それを受けて、委員長も同意で、関西広域連合本部事務局から各県に説明するよう指示されて、関西ワールドマスターズ準備委員会事務局の事務局長と次長が、神戸議会の私のところまで説明に来られたのは、7月3日午前11時のこと。

説明不足を詫びた上でのその説明によると、まだ何も決定してないらしい。まだまだ先の事であり、2017年のオークランドで行われる予定のワールドマスターズ等も参考にして、検討・決定していく方向であると分かった。

気がかりなのは、これからどの種目を選定するか、まず候補を上げる段階なのだからといいつつ、特定の人物とか組織とかある種の力関係で選別されて、そのままIMGに上がって行って決定されてしまう懸念である。

だが、それについては事務局長が
「決してそうではなく、皆様から意見を聞いて、IMGと直接話のできる関係もありますので、どんな種目が関西のワールドマスターズ2021にふさわしいか、議論します」
と、力を込めて言われたので、安心した。

「事務局と議会は、仲間となって民意を反映させなければならない」という基本を念押しすると、事務局長は、「その通りです」と答え、「私はむしろ、デモンストレーション部門でも設けて、ゲートボールとかいかにもアジアの大会らしい面を出していく提案をしたいとすら思っている」と語ってくれるなど、会議は和やかに進んだ。

私は、今回のこれで終わりではなく、これからも継続的に、議会に報告してくださるようお願いした。また、私の意見として、テコンドーや剣道、女子サッカーや陸上ホッケー等も入れて欲しいと申し上げた。総じて、私の意見もよく理解して頂けたと思うし、当局の考え方も分かった。

各委員もいろいろ意見を持っておられ、大変だと思うが、「議会を応援団にして行くしたたかさも欲しい」と、お願いした。それぞれ理由を述べていたのでは時間がかかるだろうが、力を合わせて、実現に向かって行きたいと思っている。