朝6時25分、通い始めてもう110回にもなる毎朝のラジオ体操に出ようと、御影クラッセに向かった。阪神御影駅南のバレンタイン広場を通り抜けるのが、日課。通りがかりついでに、広場に捨てられた空き缶や紙袋を拾って帰るのも、今や習慣。ところが、3日の朝はびっくりしてしまった。せっかく皆で相談し、東部土木の方々が探しまわって二つ設置して下さった、広場にふさわしい木製の長椅子が、破壊されていたのだ。
朝早くにお勤めに出られる方が、近所のローソンやコンビニでパン等を買って、この長椅子で簡単な朝食を摂られている姿を拝見しては、「今日も頑張って下さい」と、心の中でお声がけしている。そうした方のほとんどは、ゴミを持ち帰って下さるようだ。もっとも、濱田さんが毎日ボランティアでゴミを集めて下さっているのも大きい。御影南婦人会の大城代会長が、いつも花の手入れをして下さっていて、毎朝広場を見るのが楽しみにもなった。
そんなところにきて、突然の長椅子破壊。ラジオ体操に毎朝通っている阪神御影駅周辺部会の槇野会長や大城代さん、濱田さんと私は、破壊された長椅子をさすりながら、「誰がこんな事を…何の意味があって」と、嘆いた。
槇野さんも、皆で清掃の日を決めて、掃除して下さっている。時には、東部土木事務所長や職員さんも来て、清掃されている。そうした皆の心が、犯人には分からないのか ─ 本当に、馬鹿な奴だ。
大城代さんが駅前交番に届けに行かれたが、留守だったと仰る。ある人が、「あの交番はあかん。呉田交番に行けと言われる」という。確かに、評判は良くないようだ。私は、東部土木から警察に届けるようお願いした。難しいとも思うが、犯人を探して欲しい。2日の朝は違う道を通ったので気がつかなかったが、犯行時間は7月2日の夜中ではないだろうか。こんなことでは、抑止策にもなるだろう防犯カメラも設置しざるを得ないだろう。悲しいけれど…
