例年通りの盛大な祭りで、御影では、5月3日と4日。住吉と本山は4日と5日に、パレードと宮入りが行われた。
▲高嶋会長らと
実は、地車には、神様は乗っておられていない。これは、皆さんにぜひ知っていていただきたい事だ。神様は、神輿に乗っておられるのであって、地車ではない。つまり、宗教の次元に踏み込んではいないのだ。昔、ある自治会長が「宗教に自治会が携わるのは駄目だ」と仰ったのだが、皆に「それは違う」と諭されたことがあった。
今年になって、久元きぞう市長が地車を見に行くと言い出した。もともと私も、「絶対見るべきであり、勉強するべき」と強調していた。だからという訳ではなく、きっと、勉強家の彼が突然言いだしたのだろう。弓弦羽神社での5月4日朝の宮入りを、市長と私、盛山代議士、藤澤御影地区まちづくり協議会会長の4人で見学した。
▲後列 盛山衆議院議員・久元神戸市長・藤澤御影まちづくり協議会々長・安井
前列 保元御影連合青年会々長・杉本五六自治会会長
この宮入りとパレードでは、保元伸介御影連合々会長の指揮の下、当番町、五六の杉本自治会長の合図で、各町見事な宮入りを成功させていた。市長も謙虚に受け入れ、各地車に手を振ったり、拍手をしたり、子供のように楽しんでくれて、「いい市長になる」と実感させられた。天気も、よし。地車が毎年ひける、平和な神戸が続くよう、心から願ったのだった。