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2014年 04月 29日 火曜日

第42回関西広域連合議会で、「癌におかされ、今や大腸に転移している」と代表質疑で述べ、余生を癌と戦うとともに、世のため人のために戦うと宣言した… 徳島県議会の竹内資浩議員。このブログでも、3月4日に「政治家として燃え尽きる、か…」のタイトルで、その最後のスピーチに心からの拍手を送ったとご紹介申し上げた。

その竹内資浩議員の訃報が、関西広域連合会事務局から私の事務所に届いたのが、昨4月28日。68歳だった。

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大阪市の橋下市長に「忍耐と我慢を身に付けて欲しい」と注文し、さらに「マスターズに大阪市が参加して、輝く関西を築こうではないか」と訴えた、竹内議員。今から思えば、死を悟っていたのだろう。あれが、彼の人生最後の訴えとなった。彼の言葉が、その演説ぶりの残像から光り輝いて放たれているようなイメージが、今、脳裏に蘇っている。

私の2才下で、昭和20年生れ。26才で市会議員に当選し、10期もの間地方議員として勤め、燃え尽きた。いつもニコニコ、いい年寄りだった、竹内議員。私も同じような運命を辿るだろうかと思って見守っていたのだが、一足先に、美しく散って行かれた。

それにしても、最後の演説から、わずか58日とは … ご冥福を衷心よりお祈りしたい。