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2014年 02月 04日 火曜日

挨拶を聞いて、彼が引退を考えているのではないかと思ったのは…
2日に行われた、第2回御影新春のつどいでの、藤澤 福男 御影まちづくり協議会々長のこと。
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御影まちづくり協議会と御影地区連合自治会主催の同会は、御影公会堂で催され、200人もの参加者が集っていた。御影まちづくり協議会 企画振興部会の高島良平部会長が練られた綿密な計画に沿って、すばらしい会になったこの催しには、久元神戸市長や各区長に加え、前市長の矢田氏も出席。

最後は、楽しいくじ引き大会。最初にくじを引いたのは、久元市長。二番目は、井川区長。参加された方々の三分の一には賞品が当り、当らなかった人々にも、防犯用の懐中電灯が配られ、楽しく幕が引かれた。

そんな同会では、藤澤 福男 御影まちづくり協議会々長が
「この御影まちづくり協議会は、神戸最大のまちづくり協議会である。御影で、自分の思っていることは、ほとんど出来上がってきた。例えば、阪神御影駅のバリアフリー化は物理的にできないと言われ続けてきたが、ついに知恵を出して、できあがった。御影工業高校を移転させ、47階建の御影クラッセとだんじり広場ができあがった。阪神御影駅の南にはバレンタイン広場ができ、御影公会堂の管理運営は御影連合自治会が担うようになった。さらに、阪急御影駅のバリアフリーと駅前整備、そして、この4月にできあがる児童館の新設等。御影は、この3〜4年で大きく変わった」
と、御年94才とは思えない力強さで語られた。

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次に挨拶に立ち、選挙でお世話になった礼を述べた上で、「御影は、神戸市にとって大切な街である」と説かれた久元市長に続いてスピーチの場を与えられた私は、
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「確かに、御影が光り始めた。しかし、これからが大切で、今作り上げようとしている御影のまちづくりは、私達だけのものではなく、今後御影に住む私達の後輩 ─ 子供や孫達のためである。そのためには、御影が一体化し、仲良くすることである」

と力説したのだった。

私が、ひょっとしたら彼は引退を考えているのではないか、と一瞬思ったのは、前述の藤澤会長の挨拶を聞いていた時のこと。だが、私は、そんな懸念を振り払う力強さにうたれ、「まだ引退させない。私も、引退しない」と心に誓ったのだった。

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