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2014年 01月 15日 水曜日

決定の背景にあったのは、やはり「INAC神戸レオネッサ」の活躍だろう。「全日本高等学校女子サッカー選手権大会が、来年の今頃… 神戸市で行われると決定した」という嬉しいニュースを頂いた。なんと昨年の12月24日のクリスマスイヴの日にペーパーでの資料配布だったので見落としていた。こんな良いニュースは、口頭でもフォローしてほしい。

今日、15日は本年度の大会が静岡県磐田市(ジュビロ磐田の拠点市)周辺で行われている。来年の神戸市での開催は、矢田前市長が3年も前から誘致活動を続けてきた結果。最後は神戸市出身の日本サッカー協会会長の大仁さんのお力も頂いて決定したようで、その間、神戸市の教育委員会も努力を続けてくれた。主催して下さる公財団法人日本サッカー協会、並びに、主管されている一般社団法人兵庫県サッカー協会には、心からお礼申しあげたい。

ずっと訴え続けてきただけに、嬉しさもひとしお。特に、六甲アイランドに「INAC神戸レオネッサ」の練習場を整備するにあたっては、委員会で訴え、当時の教育長永井局長と交渉を繰り返した。「県に整備されて、社町や小野市、芦屋市等に持って行かれてはならない」と厳しく主張し、最後は矢田市長の決断だった。

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かくて、平成24年11月、神戸市は、六甲アイランドに神戸レディースフットボールセンターを整備した。このセンターでは、文部科学省の委託事業を活用して「神戸市中学校サッカー活動」を行うなど、神戸市が女子サッカー、ひいては女子スポーツのメッカになるように取り組んできたのだが、その一つの実績ができたのだ。

私の夢は、このような大会を神戸に集め、やがては女子サッカーの世界選手権をも神戸で実施することだ。六甲アイランドに女子サッカー専用のスタジアムを整備し、そこに世界中の人々が集う。そのスタンドの片隅では、私がニコニコして座っている ─ この夢は、INAC神戸の文会長と語り合った二人のロマン。その夢に向けた小さな小さな第一歩が、全日本高校女子サッカー選手権大会の実施。調べてみると、15日現在、兵庫県代表の日ノ本学園高校が準決勝まで勝ち進んでいる。明日、16日に優勝を決めてくれれば二重のよろこびになると、陰ながら応援。左義長で出向いた神社でも、祈願してきたのだった。(16日17時追記 14:20に入った報では、優勝したそうだ。いや、良かったよかった)

写真 グリーンフィールドに夢を見る