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2013年 12月 31日 火曜日

皆様に、大変お世話になった一年。私にとっておおきな出来事は、関西広域連合議会議員に就いた事。神戸市長に久元喜造氏当選。そして… カンボジアやイタリア・テルニ市など、来年に続く国際的な夢が抱けたことだ。

関西広域連合議会の議員にご選出いただいたおかげで、神戸市の抱える空港、港湾はもとより、念願の医療産業都市構築や、政令市の位置付け等で、神戸市の立場が主張できるようになった。

例えば、医療産業都市については、関西全体を俯瞰的に、或いは合同に捉えた見地から、神戸の持つ特異性や優秀性をご理解頂きたい。その上で、それらの分野では、神戸が日本のリーダー都市となって、iPSで世界の医療を変える ─ この意気込みで、戦略に沿って、神戸に新産業クラスターを創出する足がかりを作っていく、といった具合である。

神戸市長に久元喜造氏を推薦し、全力を挙げて当選させたことも、記憶に新しい。今は順調に進んでいて、彼なりに久元色を出す努力をしてはいるのだろうが、まだまだ、市民の目には、変化にとぼしいと映る。市民は、1年ほどは静かに見守るだろうが、失望感が漂ってくるのは、その1年を経た後。そうなれば、議会も同調しかねないから、その点、良く考えねばならない。市長は、もっと市会議員の意見を聞くべきだ。時間的余裕がないのなら、せめて、市会サイトに掲載されている常任委員会の様子を見るなどして欲しい。

実は、12月26日に、まぎれていた書類の中から偶然、「水道サービス公社事業に関するあり方検討委員会」が開かれるのを発見し、駆けつけて傍聴した。まったく、当局の指導下にある感が拭えない。議会が求めたロードマップは、中間ロードマップではなかった。それが、いつのまにか「中間」という文字が入っている。委員さんは優秀な方ばかりで、質問もいいところをついて下さっていると思う一方、当局はまともに答えておらず、それでいいのかと思ってしまった。きっと、各委員さんは、事前に深く考査されている質問なので、察することが出来るのかもしれないが、それでも、2時間きっちりで委員会は終了と、これがまた、不思議なところである。まぁ、私にとってはいい勉強になったが…。

写真
▲ 事務所スタッフと、帽子を被って
ところで昨日、東京の孫から帽子が届いた。本当に嬉しかった。早速事務所でスナップ写真を撮った。その、私をトシーと呼んでくれる孫の帽子に添えられた手紙には、カンボジアで私たちが建てた神戸夢小学校の話が書かれていて、連れて行って良かったと思った。

元神戸市消防局の正井 潔さんが現地の人々に愛され、彼はカンボジア初の消防学校を建てたいと、相談に来ている。カンボジアに力を入れている私は、大いに力を貸したいと思っている。民主党の藤原武光議員、同じく川原田弘子議員他数名の議員とも力を合わせ、皆で実現していきたい。特に自民党会派のかわなみ忠一議員は、元上場企業の商社マンで世界のことを良く知っており、ODAやJICAにも詳しく、頼りになる議員なので心強い。

イタリアのテルニ市長は、バレンタイン広場のオープニングにおいでくださった。さらに今、イタリアのテルニ市に同じく神戸公園を建設しつつある。その日本庭園には鳥居も作られる予定で、完成の暁には是非とも再訪したいと思っている。

このように、私にとっては、来年に続く国際的な夢も広がった、充実した2013年だった。

─ 歳末のごあいさつ ─

本年一年、多くの方々のお陰があればこそ、上記のような実りある締めくくりを迎えられ、感謝にたえません。当ブログをご愛読くださった皆様、ありがとうございました。来年も、引き続き当ブログをお読みいただけましたら幸甚です。

本日12月31日から明1月1日にかけては、例年通り、御影弓弦羽神社での地元 灘の名酒 ─ 菊正宗・白鶴・剣菱などの樽を割って、ふるまい酒のお手伝い。皆さんのお越しをお待ちしています。

末筆ながら、皆様の御多幸をお祈り申し上げます。