東灘区魚崎第三工区にある阪神基地隊恒例の餅つき大会は、12月7日の土曜日。もともとは隊員の親睦でやっていたのが、身内を呼んだりして、近隣の方々を呼んで…で、今や国会・県会・市会は言うに及ばず、遠くは和歌山、大阪からもゲストがやって来るようになり、基地の大きな行事になっている。
当日は、餅つきだけでなく、基地の調理係が丹精を込めた、美味しい料理が振る舞われる。有名な海軍カレーもあれば、ビールやお酒もある。海軍カレーは、基地だけでなく、艦ごとでも違っていたりするそうで、ちょうど帰還していたまきしま・くめじま二艦の海軍カレーも加わっての試食会も行われた。近隣との親睦も深まり、これで3000円とは、安い。今後、東灘区の行事に発展する…かも。
▲ 町内総出で、だんじり前で
弓場地区では、谷口会長を中心に、なんと100kgの餅米を蒸して、町内に配られるそうだ。長年蒸し役をしている方に聞くと、ガスや薪、電気と火力を試したが、灯油が一番火力が強くて、良いとのこと。それぞれの町で、こうしたノウハウが受け継がれる。
こうしたコミュニティーの活動が、ひいては防災や防犯にも役だって行くし、一人暮らしの高齢者を元気づけもするのである。行政も、餅つき予算でも出して奨励したって良いのではないのだろうか。