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2013年 12月 10日 火曜日

美味しいつきたてを頬張りながら、無くなったりしないよう、考えるべきだと思ったのは… 大事な、日本の伝統的文化行事である「餅つき」。

東灘区魚崎第三工区にある阪神基地隊恒例の餅つき大会は、12月7日の土曜日。もともとは隊員の親睦でやっていたのが、身内を呼んだりして、近隣の方々を呼んで…で、今や国会・県会・市会は言うに及ばず、遠くは和歌山、大阪からもゲストがやって来るようになり、基地の大きな行事になっている。
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当日は、餅つきだけでなく、基地の調理係が丹精を込めた、美味しい料理が振る舞われる。有名な海軍カレーもあれば、ビールやお酒もある。海軍カレーは、基地だけでなく、艦ごとでも違っていたりするそうで、ちょうど帰還していたまきしま・くめじま二艦の海軍カレーも加わっての試食会も行われた。近隣との親睦も深まり、これで3000円とは、安い。今後、東灘区の行事に発展する…かも。

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▲ 町内総出で、だんじり前で
翌8日は、御影だけでも2カ所の、町内餅つき大会。いずれの町も、朝7時から総出で餅米を蒸すすなど、準備にも精が出る。御婦人方は、ついた餅をまるめたり、あんこを入れたり、ぜんざいを造ったり。いかに、町のまとまり、コミュニケーションが立派かが分かる。

弓場地区では、谷口会長を中心に、なんと100kgの餅米を蒸して、町内に配られるそうだ。長年蒸し役をしている方に聞くと、ガスや薪、電気と火力を試したが、灯油が一番火力が強くて、良いとのこと。それぞれの町で、こうしたノウハウが受け継がれる。

こうしたコミュニティーの活動が、ひいては防災や防犯にも役だって行くし、一人暮らしの高齢者を元気づけもするのである。行政も、餅つき予算でも出して奨励したって良いのではないのだろうか。
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