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2013年 11月 01日 金曜日

今日も又、ボランティアの足立さんと、公園の掃除。先日も、御影まちづくり協議会と阪神御影駅周辺部会(会長 槇野紘男)の主催で、バレンタイン広場の一斉清掃。実は、それに先だった協議会の会議で、このバレンタイン広場に… 「ゴミを捨てないで」と「駐輪禁止」の立看板をつける事になった。私は内心、反対だった。「広場の品格が貶められる」と思ったからだ。「皆の綺麗にする意識が集まるなら…」「市民が皆で監視すれば」と願った。だが、それは私の理想論のようだった。

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この広場は御影の宝であり、神戸の誇りであると思っている。日本で初めてのバレンタイン広場で、イタリアのテルニ市から贈られたモニュメントがある。イタリアのテルニ市も同様に、御影の公園をつくるべく市議会で検討中で、ほぼ、その見通しもついたようだ。

ところが、そんな広場のシンボルである愛のメッセージのこもったハート型と協会のモニュメントに、ビール缶を積み上げたり、ラーメンのカップを投げ入れたり。そんな人間に、愛は育つだろうか…。「いやいや、そんな事を思ぉたら、あかんで」と、自分に言いきかせてはいるのだけれど。

一斉清掃が行われた10月16日(水曜日)には、朝9時から、東部土木の皆さん7人、東灘区役所から3人、地元協議会委員9人が集まって、一生懸命、へばりついたチューイングガムをコテで一つ一つ取り除いたり、染みついたラーメンの汁や、違法に乗り入れた単車のタイヤの跡等を、洗剤でゴシゴシ、消していった。水で洗い流すと、きれいな広場が再現されて、嬉しかった。

こんなに汚す人の気持ちの哀れさを思う一方、お集まりくださった方々の「皆でこの広場を綺麗にして行こう」というお気持ちには、心から敬意を表したいと思った。

イタリア・テルニ市に御影公園が出来たなら、きっと訪ねたい ── そんな夢を胸に、今日も又、ボランティアの足立さんと、公園の掃除にいそしんでいるのである。
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